羽田空港跡地第2ゾーン、五輪までに宿泊施設開業へ! 画像 羽田空港跡地第2ゾーン、五輪までに宿泊施設開業へ!

インバウンド・地域活性

 東京航空局は17日、羽田空港跡地(東京都大田区)のうち国際線地区に隣接する第2ゾーン(約4・3ヘクタール)を借り受け、宿泊施設や複合業務施設を整備・運営する事業者を一般競争入札で住友不動産・東京国際空港プロジェクトチーム(PT)に決めた。PTの代表企業は住友不動産、構成員は住友不動産ヴィラフォンテーヌ、日建設計、西松建設、前田建設。落札額(年額賃料)は27億円だった。土地の貸付期間は50年。7月ごろに基本協定を締結し、9月ごろに事業協定と定期借地権設定契約を結ぶ。
 入札には住友不動産PTのほか、▽日本空港ビル・京急・三菱地所・大成グループ(代表企業=日本空港ビルデング、構成員=京浜急行電鉄、三菱地所、大成建設、梓設計、三菱地所設計、京急イーエックスイン、ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ、日本ホテル、三越伊勢丹ホールディングス、JR東日本、JTB、ヤマト運輸、セコム、電通、ヒューリック、東京モノレール、東京空港交通、京浜急行バス)▽GLOBAL WINGS羽田チーム(代表企業=ANAホールディングス、構成員=東京急行電鉄、空港施設、鹿島、トヨタ自動車、岩谷産業、久米設計、東急建設、東急ホテルズ)が参加した。
 総合評価方式を採用。各チームの入札額は、▽住友不動産PTが27億円(価格評価点50点、内容評価点22・042点、評価値72・042点)▽日本空港ビル・京急・三菱地所・大成グループは10億7585万円(19・923点、43・292点、63・215点)▽GLOBAL WINGS羽田チームは7億1007万7500円(13・15点、29・667点、42・816点)だった。
 対象地は大田区羽田空港2丁目。貸付面積は対象地Aが2万3549平方メートル、同Bが1万1951平方メートル、同Cが5674平方メートル、同Dが1861平方メートルの計4万3035平方メートル。貸付期間は18年4月1日から2068年3月31日までの50年。対象地Aの一部は、18年1月1日以降、前倒しで貸し付けることが可能となっている。用途地域は準工業地域で、建ぺい率60%、容積率200%が上限に指定されている。
 事業者には訪日外国人旅行者(インバウンド)の増加などを見据え、2020年東京五輪までに宿泊施設の一部を開業させることを求める。このほか航空・空港関連、観光関連、国際交流関連など国際線地区の隣接エリアにふさわしい複合業務施設(貸会議室やバンケットルームなど)を建設してもらう。対象地Dには、国際線旅客ターミナルビルと接続するアクセス通路(空中歩廊)も整備してもらう。
 都道環状8号線の南側と海老取川、多摩川などに囲まれた区域にある羽田空港跡地第1ゾーン(約16・5ヘクタール)は、東京・大田区が産業交流施設群を整備する民間事業者の募集を16年度に開始する予定。7月ごろには民間事業者を対象に事業内容やスケジュール概要などの説明会を開く。

東京航空局/羽田空港跡地第2ゾーン宿泊施設など整備・運営/事業者に住友不PT

《日刊建設工業新聞》

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