木の良さ実感、「城郭」を体験施設に 画像 木の良さ実感、「城郭」を体験施設に

インバウンド・地域活性

 日本プロジェクト産業協議会(JAPIC、宗岡正二会長)の森林再生事業化委員会(酒井秀夫委員長)は16日、林野庁の今井敏長官を訪ね、「次世代林業モデル・16年度重点政策提言」を提出した。国産材の利用を拡大するため昨年の提言にも盛り込んだ木の良さを実感できる体験型施設の整備として今回は「城郭」に着目。江戸城天守跡に本丸御殿の一部を復元し、体験パビリオンとして公開することを提案した。
 提言は、▽次世代林業モデルの実現▽木材流通の安定化▽国産材利用の拡大-を柱に15項目で構成。熊本県五木地域で取り組む次世代林業モデルの全国展開を図ることなどを求めた。
 体験型施設は、19年のラグビーワールドカップや20年東京五輪など国際的なスポーツイベントの開催に合わせて建設することを提案。パビリオンを公開して空間の快適性向上、空気浄化、知的生産性向上といった木の良さを感じてもらう。名古屋城の天守閣整備を皮切りに城郭復元を図り、国産材の利用拡大と、観光名所の創出による地方の活性化につなげるとしている。
 コンクリート型枠用合板など国産材合板の用途拡大も提案。その際、コンクリート仕上げに出るしわや着色などは、構造上の問題がないことから、完了検査でマイナス評価とならないシステムの検討を求めた。
 今井長官は、提言の実現に向けて「関係者間で全体像を共有し、役割分担の明確化と優先順位付けを行うことが重要になる」と話した。

JAPIC/次世代林業モデルで重点政策提言/木の良さ実感、「城郭」を体験施設に

《日刊建設工業新聞》

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