建設会社がノウハウ生かしてウニ養殖へ! 画像 建設会社がノウハウ生かしてウニ養殖へ!

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 青木あすなろ建設は、農林水産業への参入を検討する。分譲マンション開発に続く「脱請負」の取り組みと位置付け、ウニの肥育養殖やアワビの陸上養殖などの事業化に向けた研究を本年度に開始する。ウニの肥育養殖は建設事業で培ってきた水中ブルドーザーによる養殖場整備のノウハウを生かす。海岸沿いに水中ブルドーザーで溝を設置し、そこでウニを肥育養殖することなどを想定しているという。5月31日に東京都内で開いた決算説明会で上野康信社長が明らかにした。
 上野社長は国内建設事業の中長期の事業環境について、「中期的には国土強靱(きょうじん)化、インフラリニューアル、防災・減災、コンパクトシティー、地方創生などに向けた予算措置で一定水準の建設投資は継続する。一方、長期的には人口減少、少子高齢化、経済・社会の成熟化により、新規の建設投資は減少するため、改修・リニューアルにシフトしていく」とした。
 こうした認識の下、同社は事業戦略の一つに「新規事業分野の確立」を掲げている。農林水産業への参入の検討はその一環で、「アジア圏で特に消費が拡大傾向にあり、欧米では健康志向の影響から輸入拡大が続く水産物に着目した。より多くの事業の検討に注力したい」という。
 同社の16年3月期連結決算は増収増益。売上高は1392億69百万円(前期比10・0%増)、営業利益は58億61百万円(58・2%増)、経常利益は59億円(59・1%増)、純利益は38億55百万円(35・9%増)。売上高と営業利益は4期連続、経常利益と純利益は3期連続の増加となった。売上高と営業利益、経常利益は04年の青木建設とあすなろ建設の合併以来、過去最高を更新した。
 同社は、13年3月期に土地取得、企画・設計、施工、販売、アフターサービスまで一貫してサポートする自社分譲マンション事業「アビダス」の販売を始めた。
 現在までに東京都稲城市で1棟48戸、同町田市で3棟計116戸、同足立区で1棟47戸の販売を完了しており、現在は川崎市で「アビダスたまプラーザ」(61戸)を販売中だ。16年3月期の販売実績は前期比91・4%増の27億円。

青木あすなろ建設/農林水産業に進出/海岸整備のノウハウ生かしウニ肥育養殖

《日刊建設工業新聞》

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