東京貨物ターミナル駅でマルチテナント型物流施設をシリーズ展開へ! 画像 東京貨物ターミナル駅でマルチテナント型物流施設をシリーズ展開へ!

制度・ビジネスチャンス

 JR貨物は、マルチテナント型物流施設の全国展開に向けた検討に入った。テナント1社専用倉庫のBTS(ビルド・トゥー・スーツ)型施設として展開している「エフ・プラザ」シリーズに対し、マルチテナント型施設を「レールゲート」の名称でシリーズ展開することを決めた。東京貨物ターミナル駅(東京都品川区)構内で計画している物流施設2棟を初弾物件とし、これに続く物件も全国の社有地などで検討していくという。
 初弾物件は、延べ約6万1000平方メートル規模の「東京レールゲートWEST」と延べ約16万1000平方メートル規模の「東京レールゲートEAST」。当初はエフ・プラザの名称で計画を進めてきたが、同社初のマルチテナント型施設の展開に当たって新名称を社内公募した。マルチテナント型施設は、複数のテナントが入居でき、さまざまな物流ニーズに柔軟に対応できるなどの利点がある。同社は今後、マルチテナント型施設の積極的な開発を通じ、レールゲートの全国展開を目指す方針だ。
 東京レールゲートWESTは18年1月の着工、19年8月の竣工、東京レールゲートEASTは19年10月の着工、21年10月の竣工を目指している。両棟とも5階建てで、免震構造を採用。設計者、施工者は決まっておらず、それぞれ順次入札が行われる見通しだ。
 超大型施設となる東京レールゲートEASTは、三井不動産に開発業務を委託している。三井不が開発計画の企画立案、テナント誘致、竣工後のマスターリース、建物の管理・運営を行う。
 これまでの物流施設開発は、社有地の有効活用の一環として進めてきた側面があり、新たに土地を取得・購入して施設を開発した例は無い。ただ今後は、土地取得などのさまざまな開発手法が検討課題に上る可能性もあるという。
 既存ブランドのエフ・プラザは、全国6カ所の駅(札幌貨物ターミナル駅、隅田川駅、東京貨物ターミナル駅、梶ヶ谷貨物ターミナル駅、新座貨物ターミナル駅、京都貨物駅)構内で計17棟が稼働している。

JR貨物/マルチテナント型物流施設をシリーズ展開/東京貨物ターミナル駅で初弾計画

《日刊建設工業新聞》

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