東北整備局で震災後初の道路啓開訓練を実施 画像 東北整備局で震災後初の道路啓開訓練を実施

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 東北地方整備局は8日、東日本大震災後初めてとなる災害時の道路啓開訓練を行った。川瀧弘之局長ら幹部や防災担当者をはじめ、民間からも東北建設業協会連合会(東北建協連)など計約120人が参加。初動の情報伝達や道路啓開計画の策定、建設機械を使ったがれき処理などをそれぞれ訓練した。
 訓練は、同日午前10時に宮城県沖で震度6強の地震と大規模津波が発生したことを想定して開始。まず庁舎内の災害対策室に川瀧局長を本部長とする災害対策本部を設置し、防災モニター画面を通じ道路の被害状況の把握に努めた。
 10時20分ころまでには、おおむね東北各地の道路の被害状況を把握し、東北建協連に道路上に散乱したがれき処理などの協力を要請した。
 同日午後は、宮城県多賀城市の同局東北技術事務所内にある実際の道路施設を使い、東北建協連などと共同で建設機械を使ったがれき処理の実働訓練を行った。
 復興庁は東日本大震災から5年の節目を迎えた機会を捉え、6月を「東北復興月間」と位置付け、震災の経験・教訓を広く共有するためのキャンペーンを展開中。今回の訓練は同月間にちなんだ取り組みの一環として実施された。
 東北整備局は、東日本大震災時に当時の徳山日出男局長(現国土交通事務次官)が陣頭指揮を執って緊急輸送道路を「くしの歯型」に啓開することで、東京方面からの緊急車両の迅速な通行ルート確保に役立てた。

東北整備局/震災後初の道路啓開訓練実施/東北建協連ら120人参加

《日刊建設工業新聞》

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