原宿駅改修、五輪前に完了? 画像 原宿駅改修、五輪前に完了?

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 ◇駅舎新設やホーム増設など
 JR東日本は、2020年の東京五輪開催を見据えた駅舎機能の拡充の一環で、東京都内の原宿、千駄ケ谷、信濃町の3駅の改良計画をまとめた。3駅合計で総工費約250億円を見込む。駅舎の新設やホームの増設などで混雑緩和を図るとともに、エレベーターの設置などバリアフリー化も進める。耐震補強などの改修工事が進む新橋駅をはじめ、有楽町、浜松町、日暮里、大井町、新木場などの各駅でも五輪に向けた改良計画を検討中。先行3駅と合わせ、五輪前までの完了を目指す。
 五輪期間中には競技会場周辺の駅や、臨海部に集中する競技会場への主要乗換駅などで多くの旅客の利用が見込まれる。こうした駅を対象に、改札口やコンコースの拡張、バリアフリー設備の拡充などの改良工事に重点的に取り組む。
 原宿駅では線路・ホーム直上に、既存駅舎の2倍程度の規模の橋上駅舎(2層)を新設。コンコースや改札口、トイレも拡張して混雑緩和を図るとともに、エレベーターやエスカレーターなどを増設する。
 年始のみ使用している明治神宮側の臨時ホームは山手線外回り専用ホームに改良。2面2線対応のホームにすることで内回り・外回りの乗降客の動線を分離して混雑緩和を図る。神宮橋方面には既存の表参道口のほかに明治神宮口を新設する。外回り専用ホームは地下通路で竹下口改札にもつなげる。
 冨田哲郎社長は8日の記者会見で「原宿駅に新設する橋上駅舎は既存駅舎と違う場所に位置するので、工事への支障が少ない。新駅舎供用後に既存駅舎をどのようにしていくかは地元などの意見を聞きながら検討したい」との考えを示した。
 千駄ケ谷駅では現在使用していない臨時ホームを、中央・総武線の新宿方面専用ホームに改良する。改札口やコンコースの拡張で混雑緩和を図るとともに、改札口を新宿寄りに移設して旅客動線の円滑化を図る。ホームドアの新設やエレベーター・エスカレーターの増設、バリアフリー設備の拡充などに取り組む。
 信濃町駅はホームドア設置による安全対策のほか、エレベーターの増設、トイレの拡張などを行う。
 各駅の改良工事の設計業務はジェイアール東日本建築設計事務所、ジェイアール東日本コンサルタンツらが担当。施工者は未定。原宿駅の新駅舎については最終的な設計作業を進めており、今年後半から来年初めにも着工する見通しだ。

JR東日本/原宿など都内3駅の施設改良計画公表/総工費250億円、五輪前に完了へ

《日刊建設工業新聞》

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