~みらい基金:1~「北見玉ねぎ」を全国に知らしめる“3つの柱” 画像 ~みらい基金:1~「北見玉ねぎ」を全国に知らしめる“3つの柱”

制度・ビジネスチャンス

 北海道の道東地区に位置する北見市。その北見市で、玉ねぎを中心とした農産食材加工製造業を行っているのが株式会社グリーンズ北見だ。北海道は玉ねぎの生産が日本一。北見市とその周辺の北見地方は、その北海道のなかでも随一の生産量を誇る、いわば玉ねぎの“聖地”でもある。

 同社営業開発部一課の丸山勇太氏によると、北見地方は玉ねぎの生産が日本一ということもあって、規格外玉ねぎも多く出ていたという。

「当社では、その規格外玉ねぎを加工して食品会社に納入するという業務が主要な事業となっています。たとえばレトルトカレーの具として、当社で破砕加工した玉ねぎなどを納入しています」

 そのほか、粉末状にしたオニオンスープやゴボウスープ、じゃがいもの代わりに玉ねぎを使った「たまコロ」というオリジナルコロッケも販売している。オニオンスープは特に人気で、amazonなどでも高評価が付けられている。

■みらいプロジェクトでブランド化を図る

 そんな“日本一の玉ねぎ生産地”であるにもかかわらず、「北見」という産地名はあまり浸透せず、「北海道産」「国産」というところに埋没していたという。「北見」の名前をブランド化したい。この思いをかなえるために、グリーンズ北見は農林水産業みらい基金の行う「農林水産業みらいプロジェクト」の平成27年度助成事業へ応募。全8件の採択事業の一つに選ばれたのである。

 この「農林水産業みらいプロジェクト」とは、農林水産業のさらなる成長を支援するために、一般社団法人 農林水産業みらい基金が資金を拠出して、農業・林業・水産関連事業者などさまざまな分野に助成を行うもの。平成26年度から始まった助成プロジェクトで、27年度が2回目となる。

「『農林水産業みらいプロジェクト』の助成金により新規事業、既存事業の拡充を図ることで、玉ねぎの『北見ブランド』を確立させ、それを広く全国の人に知ってもらいたいと考えています」

 そのためには、直接消費者の手に届く“完成品”(商品)の開発が急務で、同社では“3つの柱”を考えていると丸山さんは語る。この3つの柱を実現のための設備投資資金として、助成金は機械購入に当てられるそうだ。

《関口賢/HANJO HANJO編集部》

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