中日本高速会社で大規模更新プロがスタート! 画像 中日本高速会社で大規模更新プロがスタート!

制度・ビジネスチャンス

 中日本高速道路会社は23日、高速道路リニューアルプロジェクトとして東名高速道路などの大規模更新・修繕工事に本格着手したと発表した。静岡市内の用宗高架橋を皮切りに橋梁やトンネルのリニューアルを進める。2029年度までに約1兆円を投入する。
 リニューアル工事では、橋梁は耐久性の高いコンクリート床版に取り換えるほか、劣化の原因となる水や塩化物の浸透を遮断するため高性能床版防水とする。土構造物は防食性能が高いグラウンドアンカー工を施工するほか、トンネルは底面をコンクリートで逆アーチに結合するインバート工を施工することで沈下や変状を防ぐ。
 工事がスタートした東名高速道路の用宗高架橋(静岡市駿河区用宗)は橋長252メートル。このうち72メートル区間の床版を取り換える。橋梁上部工形式は2径間連続鋼鈑桁(P7~A2)。工期を短縮するため工場で製作したプレキャストPC床版を使用するほか、床版厚を低減し橋梁の耐久性向上が見込める「ナット付き鉄筋継ぎ手(合理化継ぎ手)」を採用する。
 同社が管理する高速道路は約2000キロだが、供用から30年以上が経過する道路が約6割を占める。抜本的なリニューアルは喫緊の課題だったが、新東名高速道路の開通によりダブルネットワーク化が図られたことで事業が本格始動した。

中日本高速会社/大規模更新プロがスタート/初弾は東名・用宗高架橋床版取換

《日刊建設工業新聞》

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