メロンの品質良く、カット売りが値頃で人気! 画像 メロンの品質良く、カット売りが値頃で人気!

インバウンド・地域活性

 出荷最盛期の一般メロンが堅調に取引されている。価格は平年(過去5年平均)を1割上回る。出回りは1割多いが、「アンデス」や「クインシー」などを値頃商材としてカットで売り込むスーパーが増えているためだ。卸売会社は「来週も入荷は多いが、引き合いが強く高値を維持する」とみる。
 5月下旬の日農平均価格(各地区大手7卸のデータを集計)は1キロ428円で平年より9%高い。6月に入っても高値を維持。2日は415円と平年より12%高かった。卸売会社は「序盤の相場安で、今年は売り場の拡大が早かった。高品質で消費者の反応も良いため、売り込みが強い」と説明する。

 5月下旬の販売量は1380トンで平年を11%上回った。同日は234トンと17%多かった。主力のJA全農いばらきによると、5月末までの出荷量は少なかった前年を3割上回った。「冬の気温高で生育が1週間ぐらい前進している」と話す。

 首都圏で140店舗を展開するスーパーは「アンデス」「クインシー」6分の1カット2個を1パックで、それぞれ298、398円で販売する。「値頃感と品質の良さから、ここ2週間の販売数量は前年比5割増」という。

 東京都内の別のスーパーでは「今年はパイナップルが少ないため、その分メロンの扱いを強化している」と話す。

 今後の出回りについて、産地は「来週はクインシーがピーク。中旬以降は前進反動で少なくなる」(全農いばらき)と見込む。卸売会社は「中旬も小売りの引き合いは鈍らない。量が減る分さらに高値になる可能性もある」と見通す。

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《日本農業新聞「e農net」》

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