国土地理院、技術者育成へインターンシップや出前授業 画像 国土地理院、技術者育成へインターンシップや出前授業

人材

 国土地理院は、将来の技術者育成に向けたプロジェクトを展開する。広報・教育両面からのアプローチを計画。今夏に大学、大学院、短大、高専に在籍する学生を対象にした技術系職場体験実習(インターンシップ)を開催するほか、全国1300の電子基準点の多くが学校にある利点を生かし、児童生徒や教師にその役割や測量の大切さを伝える出前授業に取り組む。高校の授業で「地理総合(仮称)」が必修化されるのに対応した取り組みも進めていく。
 昨年11月に策定した広報戦略に基づき、具体的な広報活動の内容や目標を明確化して推進するリーディングプロジェクトを設定。技術者を育成するプロジェクトや年間6万人が訪れる茨城県つくば市の同院内にある「地図と測量の科学館」の積極活用を通じた取り組みも一段と強化する。職員のプレゼンテーション能力を向上させる「広報パーソン」の育成も推進する。
 こうしたリーディングプロジェクトの取り組みを22日に同院で開いた「『国土を測る』意義と役割を考える懇話会」の2回目の会合で紹介した。
 懇話会では、3月の初会合での議論を踏まえ、同院の役割や取り組みを広く国民に紹介するためのキーワードを「はかる」「えがく」「まもる」に集約。各種技術を駆使して整備した国土全体の地図を電子媒体を含めて提供しており、これが健全な国土管理や災害時の情報収集などに生かされていることを表現した。
 懇話会では、「伝える」から「伝わる」ことを意識しながら、「国土を測る」意義と役割をめぐる議論を引き続き進め、年度内に報告書をまとめる予定だ。22日の会合に先立ち、懇話会メンバーが同院内施設を見学。147年の伝統と最新鋭の技術見て議論に役立ててもらった。

国土地理院懇話会/将来の技術者育成へプロジェクト/インターンシップや出前授業

《日刊建設工業新聞》

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