建設キャリアアップシステム、本格始動! 画像 建設キャリアアップシステム、本格始動!

人材

 建設技能者の資格や就労実績を統一ルールで蓄積する「建設キャリアアップシステム」の構築に向けた作業が本格始動する。建設業の実務者などがシステムの機能要件など専門的な検討業務を行う「開発準備室」が16日に発足した。8月開催予定の同システムの官民コンソーシアムまでにシステムの業務要件書や要件定義書などをまとめる。
 同システムは技能者に共通番号(ID)を付与し、保有資格や社会保険加入状況、建設現場での就労経験の情報を蓄積する。技能や経験に応じた評価や処遇の改善などが期待できる。
 建設業団体や学識経験者などで組織する官民コンソーシアムは4月にシステムの基本計画書を決定。これに基づき建設業振興基金に開発準備室を設置し、システムの要件定義書や調達仕様書などの詳細検討に入った。
 室長には振興基金の長谷川周夫経営基盤整備支援センター人材育成支援総括研究部長が就任。常駐職員は建設業の実務者を中心に構成している。システムの開発・運用に知見を持つ人で構成する「検討開発チーム」も同時発足。随時メンバーを追加する。
 国土交通省はシステムの開発・推進の取り組みを総括するため、「開発準備推進室」(室長・木村実建設市場整備課長)を設置。開発準備室の検討に参画していく。
 システムの要件定義書や調達仕様書などを決め、調達に向けた基本方針に合意した上でシステム開発の調達手続きに入る。17年4月に登録申請・試験運用を始め、8月に本格運用に移る予定だ。
 16日に開かれた開発準備室開所式で長谷川室長は「基本計画書をより分かるようにかみ砕き、実務に落とし込むことが使命だ。内容を関係各署と常にキャッチボールしながら検討を進める。建設業の基本インフラとなるシステムを作っていく」と意気込みを語った。

キャリアアップシステム開発準備室が発足/実務者の専門的検討スタート/振興基金に

《日刊建設工業新聞》

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