運転手不足を解消する農作物のパレット輸送、回れる市場増える 画像 運転手不足を解消する農作物のパレット輸送、回れる市場増える

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 ホクレンは、トラック運転手不足への対策として、農産物を木製パレットに載せたまま輸送する方法を北海道内JAに広めている。トラックに積む際、人手で積み降ろしをするより大幅に省力化できる利点がある。トラックが回れる市場が増える他、長期的な運転手確保にもつながるといった効果が期待できる。
 農産物をパレットに載せたままトラックに積む場合、フォークリフトで荷積みと荷降ろしができる。人手で積み降ろしを行うより作業時間は2分の1から3分の1と、大幅に短くできる。ホクレンによると、道内では手積み・手降ろしでの輸送が多い。

 パレットは、市場での回収システムを持つ日本パレットレンタル(東京都千代田区)の製品を活用する。木製で縦横1.1メートル。20トントレーラー1台に20枚積むことができる。パレットは、荷物を降ろした後に市場で保管され、同社が回収、再利用する。

 JAようていは2015年度から、トラック輸送するジャガイモを、本格的にパレット輸送に変えた。関東の市場を中心に年間1万8000トンを運ぶが、利用割合はそのうち8割。運送業者による市場での荷降ろし時間が短縮できたため、回れる市場が1カ所増え3市場になったという。

 ホクレンによると、15年度にはJAきたみらいやJAえんゆう、JAところなどでも、タマネギの輸送でパレット輸送を導入。同年度の出荷枚数は道内で約7万枚と、前年度の1.6倍に増えた。十勝地方などでも導入を検討するJAがあり、道内各地で利用の機運が高まっているという。ホクレンは「パレット輸送の導入を進め、安定した輸送力を確保していきたい」と強調する。

農産物 パレット輸送で楽々 運転手不足を解消 回れる市場増える  ホクレン

《日本農業新聞》

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