母の日なのにカーネーションが品薄!? 画像 母の日なのにカーネーションが品薄!?

制度・ビジネスチャンス

 「母の日」(8日)を控え、カーネーションが品薄高だ。出回りの半数以上が輸入物の中、品質に不安定な中国産が多く、その分、天候不順で生育遅れがある国産への引き合いが強まっている。今年は「母の日」が大型連休最後に重なるため、間際まで取引は活発とみられている。
 2日の日農平均価格(各地区大手7卸のデータを集計)は、中心のスタンダードで1本86円と前年を9%上回った。卸売会社は「定番の赤、ピンク、複色系の引き合いが強い」と説明。スプレイは79円で10%高かった。それぞれ合わせた販売量は120万本と前年を16%下回った。「4月下旬からの曇天で、生育が鈍っている」と卸売会社ではみる。

 主力の愛知県のJA西三河は同日販売分で前年を25%下回る12万8000本を出荷した。JAは「年明けからの天候不順や4月の日照不足で前年を下回った」と説明する。

 同日の輸入は日農平均価格の対象となる7卸で約143万本。卸売会社は「南米産で咲き過ぎが散見されるが、それ以上に品質の安定しない中国産が多く、国産を仕入れる生花店も目立っている」と話す。

 カーネーションに並んで、人気のバラも品薄感が強い。同日の価格はスタンダードで1本97円で、前年を20%上回った。

 今年の「母の日」は大型連休最終日に重なるため、例年に比べて短期決戦色が強い。

 このため、間際の6日まで引き合いが見込まれるが、卸売会社は「4日のピークでも大きく増えず、直前まで高値が続く」とみる。

母の日控え品薄 輸入物が品質不安定 国産に引き合い カーネーション

《日本農業新聞「e農net」》

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