【熊本地震】熊本県宇土市、庁舎再建へ寄付金の募集開始 画像 【熊本地震】熊本県宇土市、庁舎再建へ寄付金の募集開始

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 熊本県を中心に続く地震で市庁舎(浦田町)が半壊した熊本県宇土市は、「市庁舎再建寄付金」の募集を始めた。寄付金は建て替えの財源に充てる。庁舎の建て替えで自治体が寄付金を募るのは異例。市では「皆さまの温かいご支援、ご協力を」と呼び掛けている。
 市庁舎は1965年に完成し、RC造5階建て延べ6835平方メートル。老朽化が著しく、耐震基準も満たしていなかった。14日と16日の地震で4階部分が押しつぶされるような形で壊れ、倒壊の恐れが出ているため、現在は市民体育館に災害対策本部などを移し、証明書発行などの業務を行っている。
 市の担当者によると耐震化については「学校や市民の利用が多い他の公共施設を優先し、庁舎は後回しにしていた」としており、他の公共施設の被害は軽微なものにとどまっているという。
 近年、市や町の庁舎建て替えでは財源に合併特例債を充てるケースが多いが、同市では市町村合併を行っていないため特例債は活用できない。15年度に有識者らで構成する検討委員会が庁舎の建て替えを盛り込んだ答申をまとめていたが、2020年東京五輪を控えた工事費の高騰など財源面の問題などから着工時期は示していなかった。
 市では重要施設であるため早急な対応が必要と認識しているものの、現庁舎の解体や建て替えの時期など今後の対応は未定としている。
 寄付金の受け付け方法は市内の被災者への義援金と併せて市のホームページに掲載している。

熊本地震/熊本県宇土市/庁舎再建へ寄付金募集開始

《日刊建設工業新聞》

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