【熊本地震】建機レンタルは支援開始 画像 【熊本地震】建機レンタルは支援開始

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 熊本地震で、建設資材、建設機械、住宅設備メーカー各社も現地での対応に奔走している。18日現在、各社とも従業員の安否確認や製造・営業拠点の被害状況の確認がほぼ完了。目立った被害は見られなかったという。今後の被災地での対応策について検討を始めている。
 セメント専業大手3社の太平洋セメント、住友大阪セメント、宇部三菱セメントの支店やセメント工場では、目立った被害はなかったものの、熊本地区の生コン工場では甚大な被害が発生した。熊本地区生コンクリート協同組合によると、21工場のうち6工場は稼働できる状態で、2工場は点検中という。残りの13工場では、プラントの破損やサイロの倒壊、電気系統の故障などの被害が出ており、閉鎖を余儀なくされている。現在、復旧のめどは立っていないという。
 現地でがれきの撤去などに使用する建機は現状では活発な動きは見られない。コマツは熊本に支店や営業所を構えるが、目立った被害はなく、社員全員の安全を確認済み。今後の対応策を現在検討中という。コベルコ建機は販売店の営業を一時閉鎖しているが、レンタル関連の関係会社では、復旧に迅速に対応できるよう、準備を整えている。
 建機レンタルのアクティオは、大型機械のレンタルはないものの、現場の初動に必要な発電機や投光器、トイレなどの貸し出しを行っている。カナモトは4月1日付で子会社化し、九州でトップクラスのシェアをもつニシケン(福岡県久留米市、長崎学社長)に災害対策本部を設置済みで、建機の提供を始めたほか、供給体制などの整備を進め、万全の体制を取っているという。
 住設メーカー各社も社員の安否確認作業などに追われた。各社とも人的被害などはなかったものの施設が一部倒壊するなどの被害が発生した。TOTO、YKKAPが熊本市で共同運営する展示場「TY熊本コラボレーションショールーム」は、16日にオープンを予定していたが延期となった。LIXILも、熊本市内のショールームを一時閉鎖している。各社とも今後の対応策については検討中という。

熊本地震/建設関連メーカー各社、対応検討急ぐ/建機レンタルは支援開始

《日刊建設工業新聞》

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