大阪大学、船場東地区へ移転に 画像 大阪大学、船場東地区へ移転に

制度・ビジネスチャンス

 ◇校舎や教育研究施設を整備/21年春完成めざす
 大阪大学と大阪府箕面市は12日、阪大箕面キャンパス(粟生間谷東)を北大阪急行電鉄(北急)延伸計画で設ける(仮称)箕面船場駅の東側の船場東地区へ移転することについて正式合意書を取り交わした。両者が整備する施設配置イメージも公表、大阪船場繊維卸商団地協同組合COM3号館(船場東2の5)の南側に阪大の校舎と学生寮を、新船場東公園(船場東3の8)の西側に市の市民文化ホール・図書館・文化交流施設を計画。両者は事業手法についてPFIを軸に検討中。本年度中に事業者選定手続きに着手する。
 阪大は21年春の新キャンパス開校を目指す。敷地面積は8000平方メートル。
 市は文化交流施設と図書館、文化ホールを計画。図書館には市の蔵書11万冊と阪大の蔵書60万冊を所蔵する。阪大は文化交流施設・図書館の管理運営を無償で請け負い、市民・学生らにサービスを提供し続ける。文化ホールは市が建設などを行う。大ホールは1000~1200席を設ける予定。
 市施設については、整備手法や施設概要を今夏にも固め、PFI手法を採用するなら10月にも実施方針を公表、17年秋に事業者を決めることになる。
 新キャンパスや市施設が整備されるエリアの建ぺい率は80%で、容積率は600%。
 今回公表したイメージパースは安藤忠雄建築研究所(大阪市北区)が担当。大阪船場繊維卸商団地協同組合(箕面市船場東)が箕面船場駅前の主に公共空間のデザインを15年7月、同研究所に委託していた。委託費の半額を市が負担している。
 阪大と市が施設整備を行う船場東地区は土地区画整理事業を計画。準備組合は15年12月に事業を行う施行地区約3・6ヘクタールを決めている。本組合の8月設立を目指す。パースには準備組合ら地権者が計画している台形の屋根を持つ複合施設(業務、ヘルスケアなど)や2棟の超高層マンションのイメージも示された。
 阪大と市は、15年6月に箕面キャンパスの移転について覚書を取り交わし、その後両者は移転計画を協議していた。
 今後、両者は合意書に基づき、キャンパス移転と現キャンパス跡地の有効活用で相互に連携・協力していく。

大阪大学/箕面キャンパス(大阪府箕面市)移転で市と合意書交換/船場東地区に移転

《日刊建設工業新聞》

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