「改良すべき踏切道」、都内に27カ所集中 画像 「改良すべき踏切道」、都内に27カ所集中

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 国土交通省は12日、4月1日に施行された改正踏切道改良促進法に基づく大臣指定の「改良すべき踏切道」に58カ所を選定した。従来は国交相が改良すべき踏切道と改良方法をセットで指定していたが、今回の法改正では改良方法が定まっていないうちに改善が急務と判断した踏切道を指定できるようになったのが最大の特色。改良方法は道路管理者や鉄道事業者、地方自治体など地域の官民で検討し、決めてもらう。
 今回指定した58カ所は、朝夕の列車の運行ピーク時に遮断機が40分以上継続して下りたままの「開かずの踏切」や、歩道の幅が5・5メートル未満の狭い踏切を列挙。半数近くの27カ所が東京都内で、うち25カ所は世田谷、杉並両区にまたがる京王線代田橋~千歳烏山間に集中している。58カ所の詳細は同省のホームページで公開している。
 法改正では改良方法も拡大した。従来は10年以上かかることも多い高架化・地下化に限定していたが、こうした抜本的な対策に着手するまでの当面の対策として1年程度で完了できるカラー舗装や、3年程度で完了できる駅周辺での高架自由通路や駐輪場の整備も位置付けた。
 全国にある踏切の総数は約3・4万カ所(14年)で、うち約600カ所が開かずの踏切となっている。国交省は、20年度末までに大臣指定の改良すべき踏切道として開かずの踏切を優先し1000カ所以上を指定する方針だ。

国交省/「改良すべき踏切道」に58カ所選定/都内に27カ所集中

《日刊建設工業新聞》

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