長大がインドネシアに合弁会社設立へ 画像 長大がインドネシアに合弁会社設立へ

海外進出

 長大は、インドネシアでITシステムを活用した小水力発電所の維持管理・運営(O&M)サポート事業に乗りだす。経済成長による電力不足から急増している小水力発電所の発電能力を最大限に引き出す事業を展開する。現地企業らと共同で9~12月に合弁会社「PT. AMCO Hydro Indonesia(アムコ・ハイドロ・インドネシア)」を設立し、事業を始める。設立時の資本金は30万ドル相当を予定している。
 経済成長が著しいインドネシアでは、電力不足を解消するため、再生可能エネルギーの普及に向けて固定価格買い取り制度(FIT)を導入した結果、エネルギー業界以外から多くの企業が小水力発電事業に参入。一方で、発電所に関するマネジメントや運営管理でノウハウを持つ専門家が少なく、計画出力などが目標に届かない例が多いという。
 こうした潜在ニーズを捉え、同社はインドネシアの小水力発電事業会社ブミ・インベスコ・エネジー(BIE、ジャカルタ市、リザ・フスニ社長)、日本と東南アジアを中心にエネルギー事業の開発・企画・投資を支援するアラムポート(東京都文京区、小谷文人社長)の2者と事業を推進することで合意。3月14日に長大の井戸昭典取締役兼常務執行役員事業推進本部長、BIEのリザ社長、アラムポートの小谷社長が新会社を設立するための合弁契約に調印した。
 新会社は今後、BIEがスマトラ島に保有する発電所のO&Mサポート業務を効率的に行うため、長大が開発した試験運用中の「クラウド型O&M情報システム」のプロトタイプを発展させ、小水力発電所向けのO&M情報システムの開発を推進。発電所のあらゆるデータの収集、遠隔からのモニタリング、データ解析とそれに基づく助言、報告書を中心とするO&Mマネジメント業務を展開し、それぞれの発電所が持つ潜在的な発生電力量を最大値まで高めるサービスを提供する。

長大/インドネシアに合弁会社設立へ/小水力発電O&M支援事業開始

《日刊建設工業新聞》

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