環境省が除染廃棄物輸送・搬入。4月18日から本格化 画像 環境省が除染廃棄物輸送・搬入。4月18日から本格化

インバウンド・地域活性

 環境省は、福島第1原発事故に伴う周辺地域の放射性物質の除染で出た汚染土や廃棄物を中間貯蔵施設(福島県双葉、大熊両町)の建設地内にある保管場に本格輸送・搬入する作業を18日に始める。初弾となる今回の作業は鹿島・三井住友建設・飛島建設JVが担当する。16年度中に最大15万立方メートルを搬入。20年度までに中間貯蔵施設での最終貯蔵見込み量(2200万立方メートル)の半分強に当たる最大1250万立方メートルの搬入を目指す。
 鹿島JVが担当する初弾の本格輸送・搬入作業(具体的な量は未定)は、主に大熊町にある汚染土などの仮置き場から行う。先行して昨年3月から1年かけて進めてきた試験輸送・搬入時に中間貯蔵施設建設地内に整備された保管場の余っているスペースに搬入する。保管場の余剰スペースがなくなってくれば、鹿島JVには搬入先となる新たな保管場の整備も行ってもらう。履行期間は今年5月末まで。
 開始する本格輸送・搬入と15年度末まで行った試験輸送・搬入で、作業内容には基本的に違いはない。環境省は、今回の初弾作業後も16年度の搬入目標を達成できるように本格輸送・搬入作業を順次発注していく。同時に、双葉町にある仮置き場からの輸送・搬入も早いうちに本格実施できるように調整を急ぐ。
 3月に環境省が決めた20年度までの本格輸送・搬入計画によると、17年度に30万~50万立方メートル、18年度に90万~180万立方メートル、19年度に160万~400万立方メートル、20年度に200万~600万立方メートルをそれぞれ搬入する計画だ。
 同省は先に、中間貯蔵施設の本体工事の施工者を決める総合評価方式の一般競争入札3件を公告した。うち焼却施設工事1件は18日、貯蔵施設の工事2件は28日まで入札参加申請を受け付けている。本体工事は今秋に始まる予定だ。

環境省/除染廃棄物輸送・搬入、4月18日から本格化/初弾は鹿島JV

《日刊建設工業新聞》

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