銀座・築地エリアからJR東京駅付近まで新路線、延長へ 画像 銀座・築地エリアからJR東京駅付近まで新路線、延長へ

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 交通政策審議会(交政審、国土交通相の諮問機関)陸上交通分科会の「東京圏における今後の都市鉄道のあり方に関する小委員会」が7日まとめた答申案で、東京・中央区が検討を進めていた「都心部・臨海地域地下鉄構想」と常磐新線(つくばエクスプレス)延伸区間を一体整備する方針が新規プロジェクトの一つに盛り込まれた。今後、両路線の直通運転化を視野に検討が行われる予定だ。=1面参照
 中央区は14年度以降、2020年東京五輪の選手村が整備される晴海エリアなど臨海部の将来的な人口増加を見据え、区内の都心部(銀座・築地エリア)から勝どき・晴海エリア、江東区豊洲・有明エリアまでを結ぶ地下鉄新路線の整備構想を検討してきた。
 答申案では、新路線の整備区間を銀座・築地エリアからJR東京駅付近までさらに延ばす方針が示された。一方で、常磐新線(つくばエクスプレス)を現在の発着駅の秋葉原駅から東京駅付近まで延伸する方針も示され、両路線を東京駅付近で相互直通運転することが明記された。
 関係者によると、新路線は銀座・築地エリアから八重洲エリアを通って東京駅付近まで整備することが検討されている。常磐新線は地下駅の秋葉原駅から日本橋エリアを通って東京駅付近まで延伸整備するとみられる。
 答申案では、直通運転化により、都心と臨海副都心とのアクセスの利便性が向上し、JR山手線などの混雑緩和につながるとしている。新路線は検討熟度が低いため、事業性に課題があると指摘。中央区が独自に事業採算性の調査・検討を進めてきたものの、事業主体については白紙のため、今後も事業計画の十分な検討が必要だとしている。
 答申案を受け、矢田美英中央区長は「早期の実現に向け、国や東京都と連携し、積極的に取り組む」とコメントした。

交政審小委/答申案に東京圏地下鉄新路線構想盛る/秋葉原から臨海部まで直通運転

《日刊建設工業新聞》

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