16年度の土木工事積算基準を決定。パッケージ型導入へ 画像 16年度の土木工事積算基準を決定。パッケージ型導入へ

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 農林水産省は、16年度に発注する直轄土木工事に適用する積算基準を決定した。最大の柱は、積算作業を効率化・簡素化できる「施工パッケージ型積算方式」を10月から導入すること。12年10月に先駆けて導入した国土交通省の手法に倣い、土工など農業土木34工種を対象に、直接工事費を構成する機械経費、労務費、材料費といった各単価を一つの標準単価としてまとめて設定し活用する。今後は10月までを同方式の導入に向けた準備期間と位置付け、標準単価の設定作業を進める。
 施工パッケージ型積算方式の導入は、工種ごとに単価を一つずつ積み上げる従来の積算方法よりも大幅に手間や時間を省くことができるとして、国や地方自治体で普及が進んでいる。
 施工パッケージ型積算方式導入のほか、国交省が先に定めた16年度の積算基準に準じて、歩掛かりの対象工種として「安定処理工(自走式土質改良工)」と「ふとんかご工」の2種類を新設・追加した。
 併せて、従来は共通仮設費の中で積み上げてきた「交通誘導警備員」の備品などにかかる費用を直接工事費の中で計上する積算方法に変更する。15年度までの積算基準で交通誘導警備員への支出額とその実態にかい離があったことに対応するのが狙い。直接工事費での計上に変更すれば、間接工事費に計上する経費を従来より明確にできるとみている。
 農水省は、16年度予算で土地改良工や農道整備などに充てる公共事業費として6761億円を計上している。

農水省/16年度の土木工事積算基準決定/パッケージ型導入へ、歩掛かりに2工種追加

《日刊建設工業新聞》

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