建設各社で入社式。キーワードは「自己研さん」「自分磨き」 画像 建設各社で入社式。キーワードは「自己研さん」「自分磨き」

人材

 新年度がスタートした1日、建設産業界各社も多くの新入社員を迎え入れた。2020年東京五輪関連施設やリニア中央新幹線など大型プロジェクトが相次ぎ着工する中、人手不足が深刻化。各社とも新入社員にいち早く戦力に加わってほしいとの期待は大きく、入社式のあいさつでは自ら考えて行動する姿勢を求めるトップも目立った。「自己研さん」や「自分磨き」など成長を促す言葉も多く使われた。=4、5面に各社長のあいさつ一覧
 1日付で社長に就いた井上和幸清水建設社長は「日ごろから主体的に自ら考え、行動することを心掛けてほしい」と要請。同じく新社長の前田操治前田建設社長は「周囲との対話を大事にしながら、自ら考え行動する人になってほしい」と期待を込めた。
 東京都品川区の本社で入社式を行った大林組の白石達社長は「仕事が楽しくないと感じた時は先輩や上司、同僚に相談してほしい」とアドバイス。鹿島の押味至一社長は昨年6月の就任後初めての入社式に臨み、「『石の上にも3年』という言葉もある。最初の3年間は石にしがみついてでも、ぜひ辛抱強く頑張ってほしい」と呼び掛けた。
 村田誉之大成建設社長は自身の信条を「ネバーギブアップ」と紹介し、「挑戦・苦難・達成を繰り返すことで大きな自信を得られ、成長へとつながる」と強調。宮下正裕竹中工務店社長は「正道を履み、信義を重んじ堅実なるべし」という社是の意味を説明し、「責任ある行動を徹底してほしい」と訴えた。
 昨年10月1日に大和小田急建設と合併し、「新生フジタ」として初めて新入社員を迎えたフジタは、東京都港区の明治記念館で入社式を行い、奥村洋治社長は「『社会のために』という信念を持ち、前向きに、デザインした自分に近づく行動で困難に立ち向かってほしい」と訓示した。
 10日に創業120周年を迎える五洋建設の清水琢三社長は「社会人としての自覚と高い倫理感を持ち、仕事は楽しく、前向き思考で行動してほしい」とエールを送った。5月に創立70周年を迎える三建設備工業の松井栄一社長は「皆さんはわが社の創立100年に向け、事業の中核を担う人たちだ。一緒に会社の魅力を育てていこう」、7月に創業50周年となる日比谷総合設備の野村春紀社長は「大きな節目の年。社内に新鮮な風や活力を吹き込んでくれることを期待している」とそれぞれ歓迎を表明した。

新年度スタート-建設各社で入社式/「自己研さん」「自分磨き」、いち早い成長に期待

《日刊建設工業新聞》

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