橋本店が1.5万本の桜を植樹、2年後の140周年見据えて記念プロジェクト着手 画像 橋本店が1.5万本の桜を植樹、2年後の140周年見据えて記念プロジェクト着手

インバウンド・地域活性

 ◇土地活用事業も積極展開
 橋本店(佐々木宏明社長)は、18年に迎える創業140周年の記念事業として、工事を手掛けた施設周辺などに桜を寄贈して植樹する「SAKURAプロジェクト140」に着手する。宮城県気仙沼市で今月行う植樹を皮切りに3年間で1万5000本の植樹を目指す。事業展開ではデベロッパーや中央ゼネコンらと連携を図りつつ、土地活用などを提案して仕事を創出していく動きを加速させる。同社保有地でホテルや温浴施設などが入る複合施設を開発するプロジェクトを構想中という。
 3月31日に佐々木社長が会見して記念事業の概要などを明らかにした。
 SAKURAプロジェクトは、同社が手掛けた公共建築物や公共土木工事などの周りに桜の苗を植えて、良好な景観形成に貢献するというもの。山間部に5000本、海岸部に1万本を植樹する予定で、毎年5000本ずつを植えていく。
 植樹地の候補には東舞根道路付近(気仙沼市)や大島架橋付近(同)、閖上地区(宮城県名取市)などが挙がっており、関係機関と調整を進めているという。佐々木社長は「お世話になった工事関係箇所の創成を願って、癒しの空間を提供することにより地域にお返ししたい。目に見えないものも大切にしていきたい」と狙いを語った。
 今後の事業展開に関しては「仕事を作っていく企業に変わっていかなければならない」との認識を示した。地域に密着した地場企業としての強みを生かしつつ、再開発事業などの土地活用に積極的に取り組む方針だ。佐々木社長は「土地開発の企画や地権者らとの交渉、テナント誘致などを含めて、『橋本店と組んだ方がプロジェクトがうまくいく』と言われるような企業づくりをしていきたい」と展望を語った。
 複合施設の開発構想は、仙台港後背地に保有する土地の有効活用策として検討を進めている。まだ調整段階だが、6階建て延べ6500平方メートル程度の規模を想定。ビジネスホテルや温浴施設、レストランなどで構成する見通しという。プレキャスト化により施工の省力化を図る「SSUT(サット)工法」を採用する。
 同工法は、重量鉄骨ユニット構造体を活用することで省力化や工期短縮を図るもの。既にサービス付き高齢者向け住宅建設(宮城県登米市)で導入しており、実現すれば同社にとって2番目の採用事例となる。
 事業領域拡大の一環として、名取市で計画されている名取駅前地区市街地再開発事業にも参画する方向で協議を進めている。

橋本店/1・5万本の桜を植樹/2年後の140周年見据え記念プロジェクト着手

《日刊建設工業新聞》

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