【特集・スマート決済】他社連携でさらに広がる「Airレジ」 画像 【特集・スマート決済】他社連携でさらに広がる「Airレジ」

IT業務効率

 ICT化で最もインパクトがある店舗業務としてレジ周りが挙げられるのは、客からの支払への対応や“レジ締め”などの負担が軽くなるだけではない。

 POSレジアプリ「Airレジ(AirREGI)」を提供しているリクルートライフスタイルの大宮英紀氏によると、従業員の誰もが日常業務をこなすのに忙しく、実は客の好みを正確に把握しきれていないという。

 「例えば、飲食店の経営者や店長に店の人気メニューを尋ねると、1番人気や2番人気は挙がってもそのほかはわからないというケースが少なくありません。それも感覚で挙げただけで、売れ行きを数字で把握しきれていない方がほとんどです」

 一方、売れ筋に感覚と実数でズレがあれば、客の好みを誤って認識してしまう危険性もはらんでいるが、AirレジはPOSのデータから客の入り具合やメニューの売れ筋などを分析する際に役立つ機能も備えている。

 「メニューの売れ行きからお客さんの好みを把握して、それにあわせてメニューを入れ替えたり増やしたりすれば、お客さんが注文したくなるメニューばかりになり、売上アップにつながるはずです。それを食材仕入れでも参考にすれば、無駄なコストも削減できるでしょう」。もちろん、これは「○○が評判の店」として宣伝・広告での“うたい文句”を作成する際にも活用できる。

 また、大宮氏は当初から、POSレジのほかにも店舗のさまざまな業務をICTで効率化したいと考えていた。そこで、外部ですでにサービス化されているもので、真っ先に連携を図ったのは「Square(スクエア)」と「freee(フリー)」だ。

 Square は、モバイル向けのクレジットカード決済サービスで、モバイル端末に専用のアプリをインストールし、イヤホンジャックにクレジットカード読み取り機を接続することで、そのモバイル端末をクレジットカード決済機として利用できるようにする。

 一方、freeeは、クラウド型でパソコンのほかモバイル端末でも利用できる会計ソフトとなる。Squareにより客のクレジットカード払いにもモバイル端末で対応できるほか、Airレジの売上データをfreeeに連携させ、自動で会計帳簿を作成するなど、経理業務の効率化も可能となる。

《加藤宏之/HANJO HANJO編集部》

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