人気じわりこんにゃく麺、健康志向に満腹感も。食品企業やコンビニで相次ぎ新商品

インバウンド・地域活性

 こんにゃく麺の販売を強化する小売店や食品メーカー、外食店が相次いでいる。コンビニンスストア最大手のセブン‐イレブン・ジャパンは今月から、こんにゃく麺を使ったサラダ商品を全国の店舗で販売。老舗メーカーなどは、新商品を複数投入する。高まる健康志向を背景に「ヘルシーさと満腹感を両立できる」(食品メーカー)と各社は売り込みを強める。

低カロリー、糖質ゼロ
 セブン‐イレブン・ジャパン(東京都千代田区)は3月から、国産こんにゃく粉で作った麺を使ったサラダ商品の販売を全国に広げた。「正月太り解消に」(同社)と、今年1月に首都圏の店舗で投入したところ、計画と比べ売れ行きが順調だったことから、全国展開に踏み切った。

 カロリーは小麦粉麺を使った商品と比べ3分の1ほど。こんにゃく独特のにおいはないという。タマネギ、水菜などの野菜の他、半熟卵や蒸し鶏も入り、主食にもなるようにした。同社は「低カロリー商材の人気は根強く、消費者のニーズがあることが分かった」(広報)と言う。

 1カ月に700万食のこんにゃく麺を売るヨコオデイリーフーズ(群馬県甘楽町)は今月、「冷やし中華風こんにゃく」など3商品を投入した。ダイエットしたい女性だけでなく、「サラリーマンの昼食や軽食に取り入れてほしい」(同社)と売り込みを強める。

 紀文(東京都中央区)も、こんにゃくとおからを使った「糖質0グラム麺」シリーズに、つけ麺と冷やし中華を加えた。美容や健康を意識するファン層の拡大を目指す。

 外食では、パスタ店を展開するピエトロ(福岡市)が2016年度に東京に出店計画する女性向け店舗で、こんにゃく麺「禅パスタ」を中心メニューに採用する。直営レストランでは昨年9月から提供し、価格は1100円と同店の他のパスタより200円ほど高いが、「おいしさと健康を求める人の要望に応えられている」と話す。

人気じわりこんにゃく麺 健康志向に満腹感も 食品企業やコンビニ 相次ぎ新商品

《日本農業新聞》

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