納豆やシイタケ加工品、ワインのおつまみにいかが? 洋風たれでおしゃれに 画像 納豆やシイタケ加工品、ワインのおつまみにいかが? 洋風たれでおしゃれに

インバウンド・地域活性

 ワインの“おつまみ”需要を狙った、納豆やシイタケの加工品が登場している。国内消費量が過去最高で推移するワイン人気に、あやかる作戦だ。たれを洋風にしたり、シェフ考案商品でおしゃれ感を演出したりしながら、若い女性の購買意欲をくすぐる。
 納豆メーカーの丸真食品(茨城県常陸大宮市)は今月から、山形産大豆を使った「ワインdeナットーネ」(40グラム、216円)の販売を強化した。これまでの直営店での販売に加え、インターネットでの取り扱いも始めた。前月比2倍の1日約100個を売り上げるという。

 商品の特徴は、ワインに合った2種類の洋風たれだ。「チーズ味」のたれは渋味の弱い赤ワインとの組み合わせを、「トマト・バジル味」では辛口の白ワインと味わう食べ方を勧める。

 同社は「『納豆といえばご飯』という既成概念を崩したい」(広報)と、昨年12月に販売を始めた。納豆を「おしゃれなおつまみ」として、若い女性に提案する。

 農産加工品を販売するほっぷステップ(盛岡市)は、岩手産シイタケを使った「山猫レストランのしいたけ~ジェジェと枝豆のトマトソース」(70グラム、432円)を若い女性に売り込む。干しシイタケをトマトジュースで戻し、エダマメやキクラゲなどと煮詰めて真空パックした商品。「赤ワインに合う」として昨年10月から、JR盛岡駅構内などで販売を始めた。

 好きな飲み物としてワインを挙げる20~40代の女性が多いことから、ホテルのシェフに依頼してワインに合う商品を開発した。商品を企画したJR東日本盛岡支社は「購入層は若い女性が中心で、販売数も堅調に推移している」と話す。

 国税庁の統計によると、ワインの消費量は2014年度に過去最高の35万キロリットル(前年度比5%増)を記録。ワインメーカー大手のメルシャン(東京都中野区)は、低価格帯の輸入ワインの増加や甘口、低アルコールなど飲みやすい商品が登場したことで、若い女性を中心に飲用者の裾野が広がっているという。

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《日本農業新聞》

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