沖縄シークヮーサーが地域団体商標の取得へ。JAおきなわ、認知度向上めざす

インバウンド・地域活性

 JAおきなわは2016年度から、「沖縄シークヮーサー」などの地域団体商標取得に向け、JAのホームページにシークワーサー専用ページを立ち上げる。認知度をアップして早期の商標取得と消費拡大を図る。固定価格での買い取り事業を通じて、生産現場の増産意欲も高める作戦だ。

 JAは13年9月、飲料メーカーなどでつくる県地域ブランド事業協同組合と共同で「沖縄シークヮーサー」の地域団体商標を特許庁に出願した。類似品との差別化や、一層のブランド力強化が目的だ。その後、果汁100%使用の「沖縄シークヮーサージュース」と100%未満の「沖縄シークヮーサードリンク」も同様に出願、取得を目指している。

 専用ページでは、シークワーサーの成分や機能性について載せる他、「豚肉のシークヮーサー漬」「鮭(さけ)のシークヮーサー蒸し」など、管理栄養士らが考案したレシピも掲載する計画だ。

 JAは「商標取得だけに終わらせず、全国的な消費拡大につなげたい。専用ページ開設を機に、多くの人に興味を持ってもらいたい」(特産加工部)と期待を寄せる。

 消費拡大と併せて力を入れるのは生産拡大だ。JAは14年度からの3年間、市場価格より高い1キロ140円で農家から加工用シークワーサーを全量買い取る事業を始めた。大宜味村で50アールを手掛ける小橋川弘さん(67)は「申告した数量を固定価格で買い取ってもらえるので計画が立てやすく、助かっている」と話す。JAも「集荷量の計画が立てやすくなり、農家とJAの双方に利点がある」と意義を強調する。

沖縄シークヮーサー 地域団体商標取得へ 認知度向上めざす JAおきなわ

《日本農業新聞「e農net」》

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