JR東海が16年度設備投資計画。総額4230億円、リニア新幹線に1130億円 画像 JR東海が16年度設備投資計画。総額4230億円、リニア新幹線に1130億円

インバウンド・地域活性

 JR東海は16年度の設備投資計画をまとめた。投資額は4230億円(連結ベース)で過去最大の規模。リニア中央新幹線の建設事業関連に1130億円、超電導リニア技術の研究開発関連に30億円を計上。リニア関連を除いた単体の設備投資額2490億円のうち、安全関連には過去最大規模の1910億円を投じて安全・安定輸送の確保に取り組む。
 リニア新幹線の建設事業では、工期が長く難易度の高い南アルプストンネルと東京・品川のターミナル駅が15年度に着工し、建設工事が本格化する。他区間も測量や設計、用地取得などを進め、準備が整った箇所から順次着工する。
 16年度から進める東海道新幹線の大規模改修工事では19年度までの4カ年で1450億円を投じる計画。18年度は340億円。改修工事と並行して進める脱線・逸脱防止対策では、新開発の敷設工法の導入によって従来難しかった無道床橋梁部や伸縮継ぎ目部などの区間を実施対象に追加し、16年度は約70キロで脱線防止ガードを整備する。
 浜松工場では建て替えや耐震補強などのリニューアル工事を引き続き進め、17年1月から新しい検修ラインで車両の全般検査(オーバーホール)を開始する予定。品川駅、新横浜駅の可動柵の追加設置工事も進める。
 在来線では、高架橋柱の耐震化や名古屋工場、駅舎の建て替え・耐震補強工事を推進。自由通路の新設と橋上駅化の整備事業では、草薙、新所原、高山、春日井の各駅で順次供用を開始する。

JR東海/16年度設備投資計画/総額4230億円、リニア新幹線に1130億円

《日刊建設工業新聞》

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