岐阜県らがリニア新幹線・岐阜駅周辺整備で概略設計作成、17年度の事業認可めざす 画像 岐阜県らがリニア新幹線・岐阜駅周辺整備で概略設計作成、17年度の事業認可めざす

インバウンド・地域活性

 岐阜県は22日、リニア中央新幹線活用戦略研究会の第10回基盤整備部会(部会長・竹内伝史岐阜大名誉教授)を開き、中津川市内で計画しているリニア岐阜県駅周辺整備の概略設計をまとめた。駅前広場は南北に設け公共と一般の交通を分離。隣接するJR在来線の美乃坂本駅は橋上化しリニア駅と連絡通路で結ぶなど利便性を高める。概算事業費は35億7000万円と試算した。16年度は県と市、JR東海など関係機関が事業主体や費用負担などの協議を進める。
 基盤整備部会は県、中津川市など6市1町、学識者で構成。概略設計はこれまでにまとめた基本計画を基に、千旦林地区に建設されるリニア岐阜県駅とその周辺に求められる機能や役割を具体化し、平面図やイメージ図を作成するとともに概算費用を示した。
 駅南側の中央駅前広場は鉄道やバス、タクシーなど乗り換え利便性を優先したレイアウト、北口駅前広場は小型自動車に限定したコンパクトなレイアウトとした。天候の影響が少ない高架下はレンタカーの乗降場を配置。隣接するJR中央本線美乃坂本駅は橋上駅舎化するとともに延長約110メートルのデッキ構造の連絡通路を整備し、リニア駅と2階レベルで接続する。そのほか、来訪者向けの情報・サービス提供や地元住民も集う交流拠点などにぎわい創出施設の整備についても、民間活力導入の可能性なども含め検討していく。
 土地区画整理事業で造成やアクセス道路整備などを実施するため、関係機関で協議を進め16年度に施行区域を決定、17年度に都計決定と事業認可を目指す。18~20年度で測量や詳細設計、仮換地指定などを行い、21年度から工事を行う予定。
 駅周辺施設の施設規模、概算事業費などは次の通り。
 ▽中央駅前広場=約8500平方メートル。5億5000万円
 ▽北口駅前広場=約3500平方メートル。3億2000万円
 ▽連絡通路=延長約110メートル、幅員6メートル、デッキ構造。半幅員程度の屋根付き。6億円
 ▽親水広場=約1500平方メートル。園路、芝生広場、親水護岸など。3000万円
 ▽高架下=約1500平方メートル。3000万円
 ▽短時間駐車場=約2000平方メートル。4000万円
 ▽美乃坂本駅橋上駅舎、南北自由通路=橋上駅舎約200平方メートル、自由通路延長約30メートル、幅員6メートル。20億円。

岐阜県ら/リニア新幹線・岐阜駅周辺整備で概略設計作成/17年度の事業認可めざす

《日刊建設工業新聞》

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