毎月31日は「菜の日」。通年で野菜消費拡大、39社が共通POP

制度・ビジネスチャンス

 毎月31日は「菜(さい)の日」――。青果物を食べて健康増進を呼び掛ける一般社団法人ファイブ・ア・デイ協会は、スーパーなどと連携し、通年で野菜の消費拡大に乗り出す。31日を含めた毎月末を「カラダ決算日」と銘打ち、スーパーの野菜売り場などに共通のPOP(店内広告)を打ち出し、販促を強化する。協会が健康のために勧める1日5皿(350グラム)の野菜摂取を呼び掛け、恒常的な野菜不足の解消を消費者に促す。
 スーパーのイオンリテールやダイエー、生協、食品メーカーなど39社が参画する。全国で共通のPOPを使った販促や、イベントを仕掛ける。初回の3月31日を前に、30日には制定記念イベントを、東京都品川区で開く。同協会は「量販店をきっかけに、月末は野菜メニューを強化するなど、外食にも取り組みが広がってほしい」と期待する。

 厚生労働省の国民健康・栄養調査では、2014年の国民1人当たりの野菜摂取量は1日平均292グラムと、目標の1日350グラムより2割少ない。04年以降で見ても、260~300グラムの間で横ばい。同協会の調査によると、1日に350グラム以上の野菜を食べている人は全体の7%にとどまり、54%は目標量自体を知らなかった。

 既に全国青果物商業協同組合連合会などが8月31日を「野菜の日」と制定し、さまざまな販促を仕掛けている。同協会が毎月31日を「菜の日」とすることで、さらに野菜PRの場が広がる。同協会は「毎日は難しくても、まずは月末だけでも野菜を積極的に食べて体の調子を整えてほしい」と強調する。

毎月31日は「菜の日」 通年で野菜消費拡大 39社が共通POP ファイブ・ア・デイ協会

《日本農業新聞「e農net」》

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