宴会の食べ残し最多、野菜類目立つ。農水省調査

インバウンド・地域活性

 外食で食べ残しが最も多いのは宴会――。2015年度の農水省の食品ロス統計調査で、こんな結果が明らかになった。特にご飯などの穀類や野菜類のロスが多く、酒のつまみになりにくいメニューが残されていた。

 調査は東京都と大阪府の食堂・レストラン、結婚披露宴や宴会を営む105の外食事業者に実施。昨年10月から12月にかけて、料理の食べ残し量などを調べた。

 提供した食品の量に占める食べ残し量の割合を計算した。最も多かったのは宴会の14.2%だった。食品別に見ると、穀類(18.2%)と野菜類(18.1%)の多さが目立った。同省は「肉や魚といった主菜は食べ切る人が多い一方で、添え物や副菜などは残される傾向が強い」(生産流通消費統計課)とみる。

 次いで結婚披露宴が12.2%だった。食品別には、宴会と同様に野菜類(19.2%)の食べ残しが最多で、果実類(18%)、穀類(16.9%)の順となった。一方、食堂・レストランは3.6%で食べ残しが最も少なかった。宴会や結婚披露宴と比べ、消費者が食べたいメニューを選べるためだ。

 同省によると、食べられるのに捨てている食品は642万トン(12年度推計値)に上る。同省はこれの低減に向け、食品リサイクル法に基づいた食品廃棄物の発生抑制に力を入れている。

宴会 食べ残し最多 野菜類目立つ 農水省調査

《日本農業新聞「e農net」》

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