群馬県らが前橋市で「求む!建設系女子」フォーラム、100人参加 画像 群馬県らが前橋市で「求む!建設系女子」フォーラム、100人参加

人材

 群馬県は20日、前橋市の群馬建設会館大ホールで「求む!建設系女子~女性の就業・活躍推進~」フォーラムを開いた。群馬県建設業協会(青柳剛会長)と群馬県測量設計業協会(冨永伸樹会長)との共催。「私たちがもっとイキイキ輝ける建設産業を目指して」をテーマにした建設産業で働く女性や行政関係者などによるパネルディスカッションで、「男性社会」の中で働く上での課題などを議論した。=2面参照
 業界関係者ら約100人が参加。建設業での女性活躍に向けた取り組みの参考にしようと討論に耳を傾けた。
 県県土整備部の岩下勝則建設企画課長は「女性が働きたくなるようにすることは、現場の環境や仕事の進め方に変化をもたらす。そのため、県や県内企業で働く女性技術者、大学、高等専門学校の学生などが参加する職場環境改善提案ワークショップをつくり、提言書をまとめていただいた。女性がイキイキ働ける職場づくりに向けて働き掛けていただけるようお願いしたい」と述べた。
 まず、14年8月に策定した「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」の策定に携わった国土交通省土地・建設産業局建設業課の木村よし子課長補佐が基調講演。行動計画に基づく各種取り組みを紹介し、経営者や管理職、同僚、取引先の理解不足を解消することや出産・育児のサポートなどソフト面での環境整備が必要だと強調した。「普通の女性も活躍できる業界であることを広く伝えることが重要ではないか」とも指摘した。
 木村補佐を交えたパネルディスカッションでは、ワークショップに参画した沼田土建の吉田美由紀さん、冨永調査事務所の黛久美子さん、県県土整備部交通政策課の桑原敦子さん、群馬工業高等専門学校の竹内亜依李さんが加わり、コーディネーターはまちづくりプランナーの坂本千晴C-ROW代表が務めた。
 桑原さんは、「女性の土木技師の先輩にいろいろな相談に乗ってもらった」と周囲のサポートの重要性に言及。現場のトイレ整備は女性が活躍する上で課題になると話した。黛さんは「業務に対する思いに温度差があった」ことに悩んだ自身の経験を披露。竹内さんは学生の立場で「育休・産休制度がある会社・団体に所属したい。実際の運用を含めて見定めることが大切だと思う」と意見を述べた。
 続いて、ワークショップがまとめた提言書の内容を吉田さんが説明。提言を具体化し、「多くの女性が入職して長く働けるようにしてほしい」と訴えた。

群馬県ら/前橋市で「求む!建設系女子」フォーラム開く/100人参加

《日刊建設工業新聞》

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