北海道産ダッタンソバの葉×鹿児島茶「べにふうき」、高機能性「北鹿茶」が誕生

インバウンド・地域活性

 3月26日の北海道新幹線の開通に合わせ、農研機構と民間企業が、北海道産ダッタンソバ「満天きらり」と、鹿児島県産「べにふうき」の緑茶をブレンドした高機能性茶「北鹿(きたしか)茶」を開発した。毛細血管を強くして抗酸化作用のあるルチンと、花粉などアレルギー症状を緩和するメチル化カテキンのダブルの効果を見込む。新幹線の終点同士を結ぶ商品として、26日からJR新函館北斗駅構内のアンテナショップで本格発売する。

 「北鹿茶」は、ルチンを多く含むダッタンソバ「満天きらり」を開発した農研機構・北海道農研センターと、「べにふうき」を開発した野菜茶業研究所、(株)AI研究所(東京都港区)が共同で開発した。

 ダッタンソバは通常、実を使うが、実より葉の方がルチンの含有量が多いため、初めて葉を茶に加工する方法を開発、特許を申請中だ。実に比べルチンが3倍含まれるよう加工できるという。

 「満天きらり」の生産は北海道北斗市の藤田農園、「べにふうき」の生産は鹿児島県天城町の徳之島製茶が担い、JAかごしま茶業(株)(鹿児島市)が調製などで協力した。

 新幹線の終着駅がある北海道と鹿児島県を結ぶ商品として、11日にプレオープンした新函館北斗駅のアンテナショップで発売を開始。同駅が開業する26日から本格的に発売する。

 当初は、道農研センターが「満天きらり」の葉で茶を作ろうと開発を進めてきたが、単独では味や香りに課題があったことから、野菜茶業研究所と連携し、「べにふうき」の緑茶を加えて味や香りを改善した。機能性食品の研究施設があるAI研究所が原料調達から販売までを担う。同社取締役の金城渚子さんは「今後は東京都内のアンテナショップや北海道の空港などに販路を広げていきたい」と話している。

 価格はティーバッグ(2グラム入り)7個入りで1箱756円。AI研究所がインターネット上でも販売している。

北海道産ダッタンソバの葉×鹿児島茶「べにふうき」 高機能性「北鹿茶」が誕生

《日本農業新聞》

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