住設メーカー6社の新卒採用は増加傾向、女性登用の動きも活発に 画像 住設メーカー6社の新卒採用は増加傾向、女性登用の動きも活発に

人材

 住宅設備メーカーが、来春(17年4月)入社の新卒採用を今春(16年4月)より増やす傾向にあることが分かった。日刊建設工業新聞社が住設メーカー6社を対象に行ったアンケートによると、来春の採用予定について回答した5社のうち、今春の採用人数を上回ったのは4社で、残り1社も微減にとどまった。「女性の活躍を経営戦略と位置付け、目標数値を設定している」(LIXIL)など女性の登用に取り組む動きも活発化している。
 今春入社の新卒採用は6者合計で561人。昨春(15年4月)の698人からは大きく減少しているが、これはLIXILが312人から150人へと減少したのが要因。他の5社は増加またはほぼ横ばいとなっている。来春の計画人数を公表した5社の採用予定総数は434人。同じ5社の今春の採用合計人数が411人だったことから、来春は多くの企業が採用人数を増やす見通しだ。
 人材確保の取り組みにも工夫が見られる。「17年度採用から求人に興味や関心を持っている学生を集める母集団形成ツールを拡充した」(三和シヤッター工業)、「特定大学、学科へのアプローチを継続して行う」(YKKAP)、「インターシップのコースの増加、拡充。ウェブサイトなどで企業の魅力を訴求する」(TOTO)、「大学訪問、インターシップなどで、早い段階から学生にアピールする」(大建工業)など、さまざまな取り組みが行われている。
 アンケートで多く見られたのが積極的な女性登用の動きだ。4月1日に女性活躍推進法が施行されるのを踏まえ、大建工業は男女比同数程度の新卒採用を実施するなど、積極的に女性採用を推進。ほかにも「女性管理職比率を17年度までに10%とする目標を設定している」(TOTO)、「20年度までに女性管理職を4倍に増やす」(YKKAP)など、数値目標を掲げている企業が多く、新卒の女性社員獲得に各社が力を入れていくとみられる。

住設メーカー6社/17年春の新卒採用は増加傾向/女性登用の動きも活発に

《日刊建設工業新聞》

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