KDDI、現代アートの祭典「瀬戸芸」とコラボ! 訪日外国人向けに多言語音声翻訳システム活用 画像 KDDI、現代アートの祭典「瀬戸芸」とコラボ! 訪日外国人向けに多言語音声翻訳システム活用

インバウンド・地域活性

 KDDIは20日、香川県高松市内にて記者発表会を開催。同日に開幕した「瀬戸内国際芸術祭 2016」(瀬戸芸)に訪れる外国人観光客に対して、多言語音声翻訳システムを活用した観光案内を実施することを発表した。

 発表会に登壇したKDDI四国総支社 管理部部長の辻美紀氏は、訪日外国人数が2013年に1000万人を突破し、2015年には1974万人にも到達したという観光庁発表のデータに触れながら、近年著しい訪日外国人数の増加について言及。また2014年から翌2015年のデータでは、東京、神奈川、大阪など三大都市圏における訪日外国人数の伸びが+41.6%であるのに対して、地方部の伸びが59.9%であるとし、外国人観客の目が地方に向けられていることを示した。

 一方で、お遍路や阿波踊り、道後温泉をはじめとする人気スポットがあり、中国・上海や台湾などからの飛行機便があり利便性が向上しているものの、瀬戸芸の開催エリアとなる四国の訪日外国人数は、全国の地域ブロック別で最も少ないという。

 そうした状況下で、今回、2010年、2013年に続いて3回目となる「瀬戸芸」が香川県各地で開催。過去には、期間中、約100万人以上が訪れているが、その内で外国人は約2.6%にとどまっており、この取り組みによって、「外国人増加に貢献したい」(辻氏)と意気込む。また辻氏は、多言語音声翻訳システムを活用することで、これまでどうしても案内スタッフと訪日外国人との間でギャップが生じてしまっていたコミュニケーションを少しでも解消し、さらなる認知拡大やリピート率向上などに繋げたいとした。

 今回の取り組みでは、「瀬戸芸」の会場となっている高松港、宇野港、直島、豊島、小豆島(土庄港)の5ヵ所の観光案内所にいる案内スタッフに、auのスマートフォン端末を2台ずつ合計10台を配布。その端末に、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が開発した技術を活用した多言語音声翻訳システム「VoiceTra」をインストールすることで英語、中国語、韓国語など約30言語に対応するとともに、離島にも力を入れているKDDI(au)のLTE通信によって導入を実現したという。(取材協力:KDDI株式会社)
《RBB TODAY》

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