インバウンドビジネスのカギを握る!? 19カ語をマスター予定の人型ロボ「NAO」 画像 インバウンドビジネスのカギを握る!? 19カ語をマスター予定の人型ロボ「NAO」

IT業務効率

 国内ではここ最近、接客をするロボットがじわじわと話題を呼んでいる。昨年夏には身長58cmの人型ロボット「NAO」が三菱東京UFJ銀行の実店舗に登場し注目を浴びた。

 また同じく昨年7月には長崎県佐世保市にあるレジャー施設「ハウステンボス」内に、各種ロボットが従業員として働くホテルがオープン。そこでも「NAO」はコンシェルジュとして複数の言語で宿泊客に対応。AP通信がこの件を報じ、欧米のネットユーザーからも注目が集まっているそうだ。このホテルは、つい先日の3月15日、第2期棟が加わりグランドオープンした。

 ソフトバンク傘下にある仏企業Aldebaran社が開発した人型ロボットの「NAO」は、聞く話す、感じる考えるなど人とやり取りできる感覚機能を持っている。コンテンツを加えたりなどカスタマイズでき、環境によってNAOの経験が築かれていくという。

 このほど米国の世界的ホテルチェーン・ヒルトンでもコンシェルジュとしてNAOと同じ型のロボットを設置し始めた。この流れでホテルなどをはじめ各所でロボット接客は世界的に定着していくのだろうか。三菱東京UFJ銀行では2020年の東京オリンピック時の実用化を狙っているという。

 今のところ実務的な機能といえば商品紹介や誘導くらいであるが、多言語に対応できるのは大きな利点と言えるだろう。東京オリンピックを前にさらに多様な国の人々が日本を訪れ、国内のインバウンドビジネスに拍車がかかっている。三菱東京UFJ銀行によれば、「Naoは今後、19カ国語をマスターする予定と聞いている。銀行業務では、そのうちの日本語と英語、中国語の3カ国語での対応を検討中」とのこと。バイリンガルどころか多言語で接客できるコンパニオンロボの進化は、ますます加速しそうだ。
《RBB TODAY》

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