カタチはトラック、走りはリーフ…日産の電気トラック e-NT400 に乗る 画像 カタチはトラック、走りはリーフ…日産の電気トラック e-NT400 に乗る

制度・ビジネスチャンス

日産が3月に大磯で実施した小型商用車(LCV)全ラインナップ公開で、『リーフ』に次ぐEV『e-NV200』と、市販化前の電気トラック『e-NT400』に試乗。リーフのモータやバッテリを活用したバン・トラックの発進、ブレーキ、旋回、スラロームなどを体感した。

e-NV200は、一充電走行距離190km、100Vコンセントを2つ備え(最大負荷1500W)、「荷物も電気も運べる」が売り文句のEV。バンは380万円台から、ワゴンは460万円台からで、補助金などで100万円前後が差し引かれるが、それでも従来エンジン版の『NV200』とは初期費用で100~140万円ほどの差が出る。

ガソリン車のNV200に乗ったあと、電気版のe-NV200のアクセルを踏むと、ミニバンに乗ってることを忘れてしまうほどに静かで機敏・軽快。座高の高いリーフに乗っているようで、EVの気持ちいい加速と旋回性が体感できた。

また大磯の試乗エリアには、実証運行などを繰り返してきた電気トラック e-NT400 にも乗ることができた。e-NT400は、同社の小型トラック『アトラス』をベースに、リーフのモーターやバッテリーを組み込んだ電気トラック。

「まだ市販化前の段階なので、内装は撮影できない」ということで、e-NV200やリーフのようなパネル、インテリアまわりはできあがっていなかったが、“電源ボタン”を押して、アクセルペダルを踏むと、ショックもほとんどなくシューンというモーター音を発しながら、シームレスに加速していく。ハンドル角度や視界はトラックそのものだが、前後方向の加速感はまさにリーフ譲りだった。

「振動が少なく、スムーズな加速と乗り心地で、ドライバーにも荷物にも優しい。現状、航続可能距離は60kmほど」というe-NT400。東京駅と中央道調布ICを1往復するだけで50kmを超えてしまうことから、「100%電気化したトラックの普及にはまだ時間がかかる」とも話していた。
《大野雅人》

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