雑踏でも人の声を的確に聞き分けます!富士ソフトがサービスロボ向け技術 画像 雑踏でも人の声を的確に聞き分けます!富士ソフトがサービスロボ向け技術

IT業務効率

 富士ソフトは四つのマイクとソフトウエア制御を組み合わせ、雑踏などでも的確に聞きたい音を拾う技術を開発した。コミュニケーションロボットに適用することで、人間の声を的確に聞き分ける能力をもたせる。2016年度をめどに同社が提供するサービスロボット「PALRO(パルロ)」に搭載するほか、他のロボットメーカーなど向けの外販も検討する。

 設置した四つのマイクの位置の違いから、それぞれのマイクに音が届く時間の微妙なズレが生じる。そのズレから音の方向を把握して、聞きたい人の方向へマイクを向ける。

 さらに、マイクと聞きたい人の距離も位置のズレから抽出。ソフト制御により、対象の人の後ろの音を低減しクリアな声を取り出す。リアルタイムで聞きたい声を取り出す一連の作業ができることも特徴という。

 従来のパルロは周辺の音を低減する機能を搭載しておらず、ヒアリング力の向上が課題だった。

 今回の技術は複数のマイクとコンピューターがあれば実現可能で、ロボット以外の活用も期待できる。ただ、現状でも完璧に聞き取れるわけではなく技術の磨き上げが必要という。

 コミュニケーションロボットは実社会での活用が求められ、雑踏など周辺の雑音が大きい場所でも聞きたい音を拾う技術が求められている。
《ニュースイッチ by 日刊工業新聞》

編集部おすすめの記事

特集

IT業務効率 アクセスランキング

  1. サービス産業の「生産性向上」はいかにして達成できるのか?:1

    サービス産業の「生産性向上」はいかにして達成できるのか?:1

  2. ~中小工場のIoT化最前線:3~稼働状況も職員の体調も見える化!

    ~中小工場のIoT化最前線:3~稼働状況も職員の体調も見える化!

  3. ~中小工場のIoT化最前線:2~LCCを実現、武州工業の戦略とは?

    ~中小工場のIoT化最前線:2~LCCを実現、武州工業の戦略とは?

  4. サービス業のIT利用最前線!1  老舗旅館がタブレットで変革

  5. 【VRと中小企業:4】鋳物職人の五感を継承する最先端OJT

  6. 古河ロックドリルが新型ドリルジャンボを開発。リニア新幹線を視野に、最大出力が25%向上

  7. ~ITで攻めの農業:1~投資300万円でも儲かるトマト自動栽培

  8. ~中小工場のIoT化最前線:1~見える化で生産性を向上!

  9. 【ICTが変える高齢化社会:1】広がる医療・介護の市場

  10. 大断面山岳トンネル工事、月進270メートル達成!過去最長記録!!

アクセスランキングをもっと見る

page top