宮城県名取市閖上東地区で土地区整。防集移転跡地を集約化 画像 宮城県名取市閖上東地区で土地区整。防集移転跡地を集約化

インバウンド・地域活性

 宮城県名取市は「閖上東地区被災市街地復興土地区画整理事業」の概要案をまとめた。東日本大震災で被災した約58ヘクタールで、防災集団移転促進事業の跡地などを集約化して大区画の産業用地などを整備する事業。来年度早々の事業認可取得を目指し宮城県と協議を進めている。事業認可取得後、仮換地指定や事業化に向けた設計作業に着手。仮換地指定を経て、17年度の着工を予定している。事業期間は20年3月まで。総事業費は約20億円を見込んでいる。
 計画地は同市閖上。閖上港に隣接し、中貞山運河の一部が含まれる。東日本大震災の被害を踏まえ災害危険区域に指定されている。移転跡地が点在していることから、土地を集約・整序するとともに、道路などの基盤を整備する。
 計画案によると、中貞山運河を挟んだ西側の地区に産業用地やスポーツエリアを配置する。産業用地は約2・5メートルの盛り土を行う。スポーツエリアは現況高を基本に活用を図る。西側地区の最も北側にある名取川に面した部分には東北地方整備局が河川防災ステーションの整備を予定している。
 中貞山運河の東側には、既に建設が始まっている水産加工団地のほか、産業用地、公共施設用地などを設ける。水産加工業の立地や、大街区による産業誘致ゾーンの形成を目指す考え。東側地区の産業用地では、自然流下で排水できるよう0・6~0・7メートル程度の盛り土を行う。
 中貞山運河沿線には桜堤や緑地を確保して良好な景観形成を図る。
 事業認可に向けた検討業務は、パシフィックコンサルタンツが担当している。
 同地区の西側では、住宅などを再建するための「閖上地区被災市街地復興土地区画整理事業」が進められ、かさ上げ工事などが始まっている。両地区の連続性が確保できるよう、緑道の整備が計画されている。

宮城県名取市/閖上東地区土地区整/防集移転跡地を集約化、16年度早々に事業認可へ

《日刊建設工業新聞》

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