東京建物ら3社、豊島区の旧庁舎・公会堂跡地開発。4月に鹿島が既存建物の解体着手 画像 東京建物ら3社、豊島区の旧庁舎・公会堂跡地開発。4月に鹿島が既存建物の解体着手

インバウンド・地域活性

 東京建物を代表企業とするグループ(構成企業=サンケイビル、鹿島)が東京・豊島区の旧庁舎・公会堂の跡地に総延べ床面積約8万平方メートルの施設群を建設するプロジェクトが動きだす。区は、東京建物とサンケイビルの2者との間で18日に定期借地契約を締結し、24日に土地の引き渡しを行う。4月中にも既存建物の解体工事に着手する見通しだ。設計・施工を鹿島が担当し、20年春の全体完成を目指す。
 建設地は東池袋1の18ほか(敷地面積6603平方メートル)。東京建物とサンケイビルが区から土地を借り受け、旧庁舎跡地にオフィス・商業棟、公会堂跡地にホール棟を建設する。両者は76年6カ月(解体・建築期間含む)の借地料として191億円を支払う予定。
 現時点の計画によると、オフィス・商業棟の規模は地下2階地上33階建て延べ約6万8700平方メートルで高さ約158メートル、ホール棟の規模は地下1階地上8階建て延べ約1万0900平方メートルで高さ約41メートル。昨年3月に公表された提案時の計画に比べて延べ床面積が約5600平方メートル増えたことになる。
 国際的な文化・にぎわい拠点とするため、両棟に大小さまざまな劇場機能を導入する。オフィス・商業棟には、2~6階にシネマコンプレックス(10スクリーン・1800席)、7階にカンファレンスホール(約400席)、8階以上にオフィスを配置。ホール棟の半地下1階には若年層に人気のボーカロイドと呼ばれる音声合成技術を使ったコンサートの専用劇場が入り、2階以上を区の新ホール(1300席)とする。
 解体工事には旧庁舎が8カ月程度、公会堂が9カ月程度を要する予定で、引き続き本体工事に取り掛かる。ホール棟が19年3月に先行して竣工し、同年秋にこけら落とし公演を計画している。
 区の新ホールの専有部は完成後に区が69・5億円で取得する予定で、ホール棟の本体着工前に売買契約を締結する。

東京建物ら3社/東京・豊島区旧庁舎・公会堂跡地開発/4月に鹿島で既存建物解体着手

《日刊建設工業新聞》

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