テラモーターズがドローン測量で新会社設立。高精度3D図面提供、2haの作業1日で 画像 テラモーターズがドローン測量で新会社設立。高精度3D図面提供、2haの作業1日で

IT業務効率

 電動バイクメーカーのテラモーターズ(東京都渋谷区、徳重徹社長)は16日、ドローン(小型無人機)を使った測量サービスなどを展開する新会社「テラドローン」を設立したと発表した。3次元(3D)図面製作を手掛けるリカノス(山形市、平慶幸社長)と提携し、3D図面製作技術を事業譲渡により譲り受けて新会社を設立した。社長は徳重社長が兼務する。土木工事の施工管理や進ちょく管理に利用できる高精度3D図面の提供サービスを中心に事業を展開していく方針だ。
 テラドローンの業務内容は、ドローンを使った写真計測による高精度な3D図面製作とその解析など。地上にターゲットを規定数設置してドローンによる空撮を実施。画像合成ソフトウエアを用いて撮影データを処理し、3Dモデルを作成。これを基に地形の平面図・縦横断図などの図面製作と土量計算などの各種解析業務を行う。
 約2ヘクタールの空撮から図面製作完了までの作業を1日で行うことができる。従来手法の地上レーザースキャナーを使った計測で約3日、光波測量で約8日かかっていたのに対し、大幅に時間を短縮できるのがメリット。工期短縮により、コストも光波測量の5分の1以下、レーザー測量の4分の1程度に抑えることが可能になるという。
 当面、国内のゼネコンをターゲットに全国展開。将来的には、東南アジアを中心とする海外での事業展開も視野に入れる。国内では、橋梁などのインフラの点検分野にも拡大していく方針だ。
 同日、東京都内で記者会見した徳重社長は「国内の建設現場でドローンを使った高精度な測量のニーズが人手不足を背景に高まっているが、全国規模でサービスを展開している企業はほとんどない。まずは、土木分野の測量で実績を作り、徐々に事業拡大を図ることで、世界でイノベーションを起こしていきたい」と意気込みを示した。

テラモーターズ/ドローン測量で新会社設立/高精度3D図面提供、2haの作業1日で

《日刊建設工業新聞》

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