大阪府が予定価格や失格基準価格の端数処理ルールを変更、4月から千円未満切捨て 画像 大阪府が予定価格や失格基準価格の端数処理ルールを変更、4月から千円未満切捨て

制度・ビジネスチャンス

 大阪府は、府発注建設工事と測量・建設コンサルタントなどの電子入札で予定価格と低入札価格調査基準価格、失格基準価格、最低制限価格の算出に適用している端数処理のルールを変更し、16年4月1日入札公告案件から適用すると発表した。予定価格の場合、人件費や材料費などを積み上げた「税抜き設計金額」が100万円以上の場合は上位4桁を有効とし5桁目以降を切り捨て予定価格「算出基礎額」としているが、4月以降はすべての電子入札案件で税抜き設計金額の1000円未満切り捨てに変更する。
 公共工事の品質確保の促進に関する法律改正に伴う予定価格などの算出時の端数処理を適正化する施策として実施することになった。
 府では、100万円以上の税抜き設計金額案件の場合、予定価格を決めるため、例えば税抜き設計金額が100億5555万5000円の大型案件なら555万5000円を端数処理し、100億5000万円を予定価格算出基礎額としてきた。この算出基礎額をランダム係数処理し、処理後の金額の1000円未満も切り捨て、予定価格としてきた。
 改正後は、全電子入札案件で予定価格などの各算出基礎額を決める手法を税抜き設計金額の1000円未満切り捨てに変える。ただ算出基礎額をランダム係数処理した後の額から1000円未満を切り捨て、予定価格とする部分は残る。
 本年度末公告の16年度早期発注案件は、今回の端数処理変更の対象とならない。
 国土交通省では、設計書金額を減額して予定価格を決定する行為を、通常は「歩切り」に該当すると規定。ただ予定価格漏えい防止策として設計書金額にシステムで無作為に発生させた係数を掛けたり、事務の効率化のため設計書金額の端数を切り下げたりすることについて、合理的で端数処理が少額ならやむを得ない場合があるとしている。

大阪府/予定価格や失格基準価格の端数処理ルール変更/千円未満切捨て、4月から適用

《日刊建設工業新聞》

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