【商売を大逆転させる、スマート決済!】“フィンテック革命”を小売り店に~Square、PayPalの事例から~ 画像 【商売を大逆転させる、スマート決済!】“フィンテック革命”を小売り店に~Square、PayPalの事例から~

IT業務効率

 コンビニの列に並んでいると、若い人が会計にカードを使っているのを目にする。それはクレジットカードだけでなく、「楽天Edy」や「Suica」といったプリペイド型の電子マネーまで様々だ。レジスタッフは札や硬貨を数える必要がなく、お釣りを受け渡す手間もない。

 このようなクレジットカードや電子マネーを使った決済が、中小の小売店にも身近になりつつある。キーワードとなるのは「フィンテック」。ファイナンス(金融)とテクノロジーの融合が、レジのオペレーションを大きく変えようとしている。

■フィンテックで導入コストが下がり、さらに……

 8日からビックサイトで開催された、流通システムの総合展示会「リテールテックJAPAN」で、「流通・小売業界のFintech最新事情」と題したセミナーが開催された。その中で、Square カントリーマネージャーの水野博商氏が、今フィンテックで小売店に何が起きているのかを話している。

 ここで補足をしておくと、Squareとはアメリカで創業したモバイル決済ベンチャー。小型のリーダー端末をスマホ、もしくはタブレットのイヤフォンジャックに挿し込むことで、クレジットカードを読み込める。その端末価格は4980円と、安価な導入コストが最大の魅力。端末上で動作するアプリはPOSの機能も備え、そのままレジの決済に使えば売り上げなどをリアルタイムで分析できる。

「例えば、穂高岳の山荘ではPOSの機能を利用して、麓から在庫管理するような使い方がされています。即売会に持ち込めばレジ替わりとして利用できますし、売り上げ予測が分かりにくいようなイベントでも、売上や在庫を簡単に管理できるわけです」

 最近ではインバウンドの拡大にともない、外国人観光客からのクレジット決済へのニーズが高まっている。これについても、導入コストが安価なSquareを利用すれば、小規模な店舗でも対応は簡単だ。事前決済にも対応しているので、外国人観光客にありがちな予約事故も避けられる。

 その上で、今後の展開としてはNFCへの対応も計画しているという。リーダー端末は安価に提供。Apple Payにも対応するので、今後日本で同サービスが始まれば、iPhoneをかざすだけで会計が行えるようになる。

《丸田鉄平/HANJO HANJO編集部》

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