大阪府猟友会が全国初のハンター養成学校、熟練者がノウハウ伝授

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 大阪府猟友会は、4月に猟師を養成する「大阪ハンティングアカデミー」を開校する。熟練の猟師が捕獲現場などで実地に"秘伝"の狩猟技術や知識を教えるもので、「都道府県の猟友会が本格的な養成学校を設立するのは初めて」(大日本猟友会)。猟師の高齢化が進む中、後継者を継続的に育成し、農林業の鳥獣被害抑制を目指す。
 2014年度の府内の狩猟者免許所持者は3117人で、15年前の1999年に比べ1割減少。捕獲実績がある猟師の8割以上が60代以上と高齢化が進む。府の14年度農業被害額は約6700万円(イノシシ3800万円、鹿2900万円)。

 アカデミーは、狩猟や猟具、関係法令などの基礎を学ぶ一般科目(5月~8月)、野外で実地に専門的なことを身に付ける専門科目(9月~来年2月)から成り、熟練の会員が講師を務める。専門科目では、熟練の猟師が実際に猟を行う猟場に同行し、猟場や天候などに応じた狩猟方法を伝える。標的射撃や解体実習も行う。

 受講料は1人年間4万円(傷害保険含む)。府が2016年度予算案に200万円を計上し、初年度に限り模擬銃や捕獲おり、くくりわななどの教材費を助成する。

全国初 ハンター養成へ学校 熟練者がノウハウ伝授 4月開校 大阪府猟友会

《日本農業新聞「e農net」》

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