日赤が高知赤十字病院を移転新築。災害時も機能維持、17年4月着工へ 画像 日赤が高知赤十字病院を移転新築。災害時も機能維持、17年4月着工へ

インバウンド・地域活性

 日本赤十字社は、移転新築を計画している高知赤十字病院の基本設計概要を公表した。地震などの災害時にも病院機能を維持できる構造と設備を実現し、患者や職員に優しい病院環境を整備する。19年3月開院を目指す。
 新病院は、現在の高知市新本町から北に約1キロの同市秦南町1の4の秦南団地に建設する。敷地面積は約2・9ヘクタールで南海トラフ地震が発生した場合でも一時的な浸水にとどまる地域と予測されている。
 病院の規模は本館がRC造8階建て(免震構造)、別棟がRC造2階建て(耐震構造)、立体駐車場がS造2層3段(耐震構造)で総延べ3万3278平方メートル。診療科は20科、病床数は402床。
 地震や水害などによってライフラインが寸断された場合を想定し、エネルギー供給の多重化とバックアップ設備を確保するなど高い事業継続性能を有する全体計画としている。また、平面計画の自由度を高める大スパン空間を採用するとともに、改修や機能変更を容易にする設備計画としている。
 1階は救急部と画像診断部門を一体的に集約して配置。2階は来院者のメーンフロアとし、1階からの吹き抜けを中心に外来部門を集約。3階は手術部とICU、救急病棟、重症病棟など。4階は管理部門、5~8階は一般病棟を井型に配置。屋上に救急医療用ヘリポートを設ける。設計は久米設計・ASA設計事務所JVが担当している。
 今後の整備スケジュールは、実施設計を17年3月までにまとめ、同4月に着工、19年3月の完成を目指す。

日赤/高知赤十字病院移転新築(高知市)/災害時も機能維持、17年4月着工へ

《日刊建設工業新聞》

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