日建設計がスペイン・FCバルセロナのスタジアム改修を設計。国際コンペで優勝 画像 日建設計がスペイン・FCバルセロナのスタジアム改修を設計。国際コンペで優勝

海外進出

 スペインのプロサッカークラブ・FCバルセロナは、本拠地「カンプ・ノウ」スタジアムの大規模改修の設計者を日建設計と現地設計事務所パスカル=アウジオ・アルキテクテスのチームに決めた。スタジアムを全面改装し、収容人数を現在の9万9000人から10万5000人に拡大するほか、すべての座席を覆う屋根を架ける。工事は17~18年シーズンに始まり、2021年に完成する予定だ。
 FCバルセロナが8日(現地時間)、15年6月から実施していた国際コンペの結果を発表した。コンペには26者が参加し、同9月に第1次審査で8者が選定された。他のファイナリストは、米AECOMやHKS、英アラップスポーツやデンマークのBIGといった大型スポーツ施設の実績を持つ欧米の有名設計事務所と地元設計事務所が結成したグループ。日建設計チームは、今年1月に行われた最終選考で優勝を勝ち取った。
 カンプ・ノウは1957年に完成し、世界一人気のあるサッカークラブといわれるFCバルセロナの本拠地としてファンに親しまれてきた。敷地面積は5万5000平方メートル。今回の改修では、座席数を増やしながら見やすさや観客動線も改善し、設備やホスピタリティー機能も充実させる計画が求められた。
 スタンド全体を覆う屋根は4万7000平方メートル以上の大きさになる。LEDを使用したスコアボードなど最新機器を整えるほか、省エネ設備を導入して環境に配慮した計画とする。座席や通路幅を拡大し、使いやすいスタジアムを目指す。
 日建設計らの提案についてFCバルセロナは、周辺環境との関係性が優れているとし、現在のカンプ・ノウへの「静かでありながら力強い賛辞が込められている」と評価している。

日建設計/スペイン・FCバルセロナのスタジアム改修を設計/国際コンペで優勝

《日刊建設工業新聞》

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