首都高速会社が大規模更新事業で羽田線大師橋架替。事業者向け説明会、3月16日に都内で 画像 首都高速会社が大規模更新事業で羽田線大師橋架替。事業者向け説明会、3月16日に都内で

インバウンド・地域活性

 ◇事前説明で発注手続き迅速化狙う
 首都高速道路会社は、老朽化が進む首都高速道路の大規模更新事業の一環で、架け替えを計画している高速1号羽田線・高速大師橋(東京都大田区~川崎市川崎区)の設計・工事の発注に関する契約手続き案を公表する。大師橋の更新事業への参加希望者を対象にした説明会を16日に都内で開く。発注手法や契約手続きの進め方、首都高側で検討してきた工事計画の概要などを公告前に説明することで、企業側の検討期間を十分に確保し、より優れた技術提案を引き出したい考えだ。
 高速大師橋は東京都・神奈川県境を流れる多摩川に架かる橋長292メートル、幅員16・5メートルの鋼橋。上部工を3径間連続鋼床版箱桁、下部工を鋼管杭、RC橋脚で構成。首都高速会社の更新計画によると、事業費244億円を投じて橋梁全体を架け替え、幅員(4車線)も18・2メートルに広げる。事業期間は15~23年度。
 7日付で都と川崎市が都市計画道路の変更を告示したことなどを受け、16年度早期に設計・工事の発注手続きに入る見通し。河川内で高速道路や街路への影響を最小限に抑えながら施工する難度の高い工事であることを踏まえ、首都高速会社は施工する企業の技術・ノウハウを積極的に活用する必要があると判断。事業着手に向けた行政手続きや河川管理者との協議を進めながら、発注公告を出す前に契約手続き案の説明会を開き、更新事業に関する最新情報を企業側に前倒しで提供することを決めた。
 企業側にとっては契約手続きへの参加に向けた準備・検討期間を確保できる。説明会の参加希望を15日正午までFAX(03・3502・5675)で受け付ける。問い合わせ先は首都高速会社プロジェクト部構造設計室更新設計課(電話03・3539・9557)。
 説明会への参加・不参加は、今後の手続き上の企業評価には影響しない。公表した資料は同社のホームページにも掲載する。
 同社の菅原秀夫社長は8日の定例記者会見で「大師橋は多摩川の河川内での工事となり、構造や施工法などについて河川管理者との協議を現在進めている。16年度、なるべく早く工事の発注手続きに入る。手続きを円滑に進めるために関係者に説明する機会を事前に設ける」と述べた。
 同席した同社幹部は「工事による影響やコストの最小化を図るため、16日に公表する首都高案を上回るより良い提案が企業側から出されることを期待したい」との考えを示した。

首都高速会社/大規模更新・羽田線大師橋架替/事業者向け説明会、3月16日に都内で

《日刊建設工業新聞》

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