兵庫県/県立大学姫路工学キャンパス建替(姫路市)/16年度に新1号館建設着手 画像 兵庫県/県立大学姫路工学キャンパス建替(姫路市)/16年度に新1号館建設着手

インバウンド・地域活性

 兵庫県は、老朽・狭あい化が進んでいる県立大学姫路工学キャンパス(姫路市)の建て替え計画で、新1号館の建設に16年度着手する。最先端工学研究や人材育成の拠点として改築事業を進めており、着工は昨年11月の新本館に続いて2棟目となる。現在のところ9月議会案件として工事発注を予定し、17年度内の完成を目指す。16年度当初予算案に14億22百万円を計上した。新1号館の設計は県土整備部営繕課と綜企画設計が担当している。
 同キャンパス(敷地15・5ヘクタール)は、工学部と工学研究科を設置しているが、定員の増加や研究の高度・多様化による建物の狭あい化に加え、多くの施設が築約45年を経過し、老朽化が著しい。大学間競争も激しくなっており、学部と研究科が持つ強みをさらに生かすため、現在地で建て替えを進めている。
 計画では、既存の10施設を解体し、新たに教育研究棟(新1号館、新2号館、新4号館)と産学連携による最先端研究や地域産業を支援する専門棟(新3号館)、管理部門や講堂、交流スペースなどを備えた新本館、学生の課外活動を支援する新学生サークル会館を整備する。総延べ床面積は約3万4000平方メートルで総事業費は約115億円を見込む。
 新1号館は、現図書館近くの体育館跡地に建設する。規模はRC造5階建て延べ約7400平方メートルを想定。電気系学部の教員と大学院生の研究室や講義室、実験室などを備えるほか、五つの棟に分散している共同機器を集約した共同機器利用センターを設置する。9月県議会で承認後に工事に着手し、17年度中に完成予定。
 正門近くで建設中の新本館(S造4階建て延べ5571平方メートル)は平錦建設・永岡組JVが施工(建築)を担当し、16年度内に完成する。新1号館の後は、18年度に新学生サークル会館、19年度に新2号館、22年度に新3号館と新4号館がそれぞれ着工する予定で、23年度内に全施設が完成する予定だ。
《日刊建設工業新聞》

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