レトルト離乳食、野菜売り物の新商品続々! 栄養豊富で調理簡単 画像 レトルト離乳食、野菜売り物の新商品続々! 栄養豊富で調理簡単

ライフ

 野菜を使ったレトルト離乳食の販売を強める動きが、メーカー各社で広がっている。アサヒグループ食品は今月、10種類の国産野菜を使った商品を発売。キユーピーも新商品を投入し、追随する。目立つのは根菜類など調理に手間の掛かる野菜を重視した商品だ。栄養バランスは重視したいが、調理時間は短縮したい。子育て世帯の、そんなニーズに、各社は機敏に反応する。
 キユーピー(東京都渋谷区)は11日、離乳食の「ハッピーレシピシリーズ」に、野菜の豊富さを重視した商品を投入する。ミネストローネやきんぴらなど4種類のメニューに、40グラムの野菜がぎっしり入る。ダイコンやニンジンなど、家庭で離乳食を作る際、軟らかさや大きさなどの調整が難しく、調理に手間が掛かる根菜類を使っているのが特徴だ。原料は基本的に国産を使用する。

 同シリーズは、これまでに24種類販売されるが、野菜に重点を置いた商品は今回が初めて。「幼いころから野菜を食べ慣れることで、野菜嫌いをなくそうと考える母親のニーズが強い」と同社で話す。

 アサヒグループ食品会社(東京都渋谷区)も1日から、レトルト離乳食の人気シリーズ「グーグーキッチン」に、10種類の野菜を使った商品を新たに投入した。具材はダイコンやニンジンなどの根菜類を中心に、調理に手間の掛かる野菜をふんだんに使う。

 具材の大きさや固さを変えて、月齢9カ月、12カ月の2パターンを準備。幅広い月齢の乳幼児へ売り込む。販売開始してからまだ日が浅いが「赤ちゃんが野菜不足だと感じている母親から好評だ」(広報部門)と手応えをつかむ。

 簡便さや、持ち運びやすさなどから、レトルト離乳食を育児で使うケースは多い。離乳食や哺乳瓶などベビー用品の販売や、子育世帯向けの情報サイトを手掛けるピジョン(東京都中央区)が昨年実施した調査によると、育児する母親の4分の3がレトルト離乳食の経験者であることが分かった。

 また、商品への期待(複数回答)も尋ねたところ、「栄養バランス」(75.6%)に次いで「野菜が多く入っている」(65.5%)との回答が多かった。

 同社は「野菜を離乳食に使う場合、普通の食事より鮮度が良いものが必要。調理に手間も掛かるので、母親の負担が大きく需要がある」と分析する。(金子祥也)

レトルト離乳食 野菜 売り物に新商品 栄養豊富で調理簡単

《日本農業新聞》

編集部おすすめの記事

特集

ライフ アクセスランキング

  1. メロンやブドウが出荷翌日に香港着……本日から受付開始

    メロンやブドウが出荷翌日に香港着……本日から受付開始

  2. TKG、世界でも脚光…卵かけご飯が手軽な和食と外国人人気

    TKG、世界でも脚光…卵かけご飯が手軽な和食と外国人人気

アクセスランキングをもっと見る

page top