日立コンクリートと埼玉エスオーシー、生コン製造受託会社設立 画像 日立コンクリートと埼玉エスオーシー、生コン製造受託会社設立

マネジメント

 日立セメントのグループ会社である日立コンクリート(東京都豊島区、株木雅浩社長)と、住友大阪セメント子会社の埼玉エスオーシー(埼玉県戸田市、佐藤健二社長)は、4月1日付で生コン製造の受託を目的とする新会社「日立エスオーシー」を共同で設立し、同日に業務を開始する。新会社設立に伴い、埼玉エスオーシーの戸田工場(埼玉県戸田市)を4月以降に閉鎖して、日立コンクリートの戸田橋工場(埼玉県川口市)に機能を集約。2社の製造工場として稼働することになる。
 新会社には2社が1000万円ずつ出資。社長は埼玉エスオーシーの佐藤社長が兼務する。
 新会社は、日立コンクリートと埼玉エスオーシーから生コン製造を受託。日立エスオーシー戸田橋工場として2社の生コンを製造する。系列が異なる2社が同一の工場で生コンを製造するのは全国でも珍しいケースになるという。
 日立コンクリート戸田橋工場と埼玉エスオーシーが加盟する埼玉中央生コン協同組合の管轄エリアで生コン需要が低迷していることが新会社設立と工場集約の要因。15年度の出荷量は、期初想定の180万立方メートルを大幅に下回る127万~128万立方メートルにとどまる見込みで、16年度も120万立方メートルと低水準が続くとみられている。
 佐藤社長は「10年前のピーク時には300万立方メートルの出荷があったことを考えれば需要は激減している」と指摘。「首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の工事が終了して以降、大型の土木工事だけでなく、都心部での建築工事も減少している。2020年東京五輪関連の需要は埼玉エリアまで届いていない」との見方を示している。
 2社は、工場集約による固定費削減や工場稼働率向上などで収益の改善を図る。

日立コンクリート、埼玉エスオーシー/生コン製造受託会社設立/4月1日付

《日刊建設工業新聞》

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